今月16日にすい臓がんのため亡くなった昭和の名女優・淡島千景さん(享年87)の葬儀・告別式が26日、東京・文京区の護国寺桂昌殿でしめやかに営まれ、著名人、関係者ら350人が参列した。淡島さんと62年の付き合いという女優・淡路恵子(78)が「宝塚、映画、舞台と憧れの的でした。自慢のお姉ちゃまでした。順番ですね。お先にいってらっしゃい。あちらの世界でもまた妹にしてください」と涙ぐみながら弔辞を読み、別れを偲んだ。 1939年に宝塚音楽舞踊学校に入学し、戦中から戦後にかけて娘役トップスターとして人気を博した淡島さんの最後は、宝塚歌劇団を象徴する「すみれの花咲く頃」の合唱で見送られた。淡路は「お姉ちゃま、とうとうお別れの時がきました。私がつらい時に、どうして私の気持ちがわかるのか、電話をしてきてくれたお姉ちゃま。もう、あの優しい電話の声は聞こえないと思うと寂しい。でも、これが順番なのですね」と遺影に向かって語りかけた。
2012/02/26