ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

映画化してほしい連続ドラマ、1位は『JIN-仁-』 〜『ミタ』続編に期待の声も



 ここ数年、日本映画界で存在感を見せている人気ドラマの劇場版作品。今年も『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』が公開され、この先も『SPEC 〜天〜』(4月公開)や『ホタルノヒカリ』(6月公開)といった話題作が控えている。そこで今回、ORICON STYLEでは10代〜40代の男女を対象に、昨年放送された連続ドラマのなかで“映画化してほしい作品”について調査を実施。その結果1位には、昨年4月期に完結編が放送された【JIN-仁-】(TBS系)が選ばれ、「見ごたえのある作品になりそうだから」(愛知県/40代/女性)など、時空を超えた壮大な物語の映画化を期待する声が多数寄せられた。

1位は昨年完結編が放送された『JIN -仁-』(TBS系)

1位は昨年完結編が放送された『JIN -仁-』(TBS系)

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 村上もとか氏の同名漫画を俳優・大沢たかお主演で実写化した【JIN-仁-】は、幕末にタイムスリップしてしまった脳外科医・南方仁が、激動の歴史の渦に巻き込まれながらも医者として真摯に生きていく姿を描いた壮大な医療ドラマ。09年10月期にオンエアされた1作目が大反響を呼び、昨年にはその続きとなる完結編を放送。最終回では、全シリーズを通して最高となる平均視聴率26.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。完結編放送終了の時点でさらなる続きはないとされているが、「面白くスケールの大きな作品なので、ぜひスクリーンで見たい」(兵庫県/30代/女性)というように、映画化を望む声は絶えない。

 2位は、最終回で驚異の平均視聴率40.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を叩き出すなど、社会現象を巻き起こした【家政婦のミタ】(日本テレビ系)。松嶋菜々子演じる無表情な家政婦・三田灯が、派遣先の家庭が抱える問題を型破りな方法で解決へと導いていく異色ホームドラマで、先が読めない展開は「とても面白かった! 一家揃ってハマりました」(東京都/40代/男性)と世代を問わず多くの人を夢中にさせた。家政婦となるまでの経歴やその後のエピソードなどを映画化してほしいという声はもちろん、「出来ればまたテレビ版を観たい」(兵庫県/20代/男性)とドラマの続編を心待ちにしている人もいた。

 続く3位には、女優の天海祐希演じる元女性キャリア・大澤絵里子が、一癖も二癖もある警察内の“問題児”をまとめあげ、難事件解決へと導いていく刑事ドラマ【BOSS】(フジテレビ系)が登場。同作は、09年の1stシーズン終了前から寄せられていた視聴者の希望に応える形で、昨年4月期に続編となる2ndシーズンが放送された。迫力たっぷりのアクションやユーモア、個性的なキャストなど魅力的な要素が数多く盛り込まれていることから、「文句なしに面白い!基本1話完結でもあったしドラマを見てない人でも楽しめると思うので」(神奈川県/10代/女性)と銀幕での“天海ボス”の活躍に期待がかかる。

 そのほか、TOP10内には『2011年 本屋大賞』に選ばれた同名小説をドラマ化した【謎解きはディナーのあとで】(4位:フジテレビ系)や、芦田愛菜鈴木福による“マルモリダンス”とともに一大ブームを巻き起こした【マルモのおきて】(6位:フジテレビ系)。某人気RPGの世界観を踏襲した異色の冒険活劇【勇者ヨシヒコと魔王の城】(9位:テレビ東京系)などがランクインした。その発表のたびに毎回話題となる“連ドラの映画化”。あなたはどの作品を劇場で見てみたいだろうか?

※2011年にNHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京系にて放送された連続ドラマを対象とし、すでに映画化されている・決定している作品は除外。

【調査概要】
調査時期:2012年1月25日(水)〜1月30日(月)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

■2011年ドラマ視聴率ランキング
 年間ドラマ視聴率年間高世帯視聴率上半期ドラマ視聴率

■2011年ドラマ期待度ランキング
 1月期4月期7月期10月期




作品名
(■主な出演者/放送局)
関連
NEWS
ドラマ詳細
【JIN -仁-】
(■大沢たかお綾瀬はるかほか/TBS系)
 幕末にタイムスリップしてしまった脳外科医・南方仁が、医療器具もままならない中で“命の尊さ”と向かい合いその時代を生きていく。
【家政婦のミタ】
(■松嶋菜々子ほか/日本テレビ系)
 松嶋菜々子が“冷酷な家政婦”に。派遣先の家庭が抱える問題を型破りな手法で解決していく異色ホームドラマ。
【BOSS】
(■天海祐希ほか/フジテレビ系)
 元女性キャリアが警察内の“問題児”をまとめ、難事件解決へと導く刑事ドラマ
【謎解きはディナーのあとで】
(■櫻井翔北川景子ほか/フジテレビ系)
 『2011年本屋大賞』の同名小説をドラマ化。毒舌執事と、新米お嬢様刑事のコンビが織りなす1話完結ミステリー。
【デカワンコ】
(■多部未華子ほか/日本テレビ系)
 多部演じるスーパー嗅覚を持つ乙女刑事の活躍を描いた刑事ドラマ。“ゴスロリ”の衣装にも注目!
【マルモのおきて】
(■阿部サダヲ芦田愛菜鈴木福ほか/フジテレビ系)
 独身アラフォー男と親を亡くした姉弟、“話せる”犬との共同生活をファンタジックに描いた物語。
【妖怪人間ベム】
(■亀梨和也鈴木福ほか/日本テレビ系)
 昭和アニメの名作を実写化。“早く人間になりたい”妖怪人間と人間の悲哀をベースに、笑いあり涙ありで展開。
【絶対零度 〜特殊犯罪潜入捜査〜】
(■上戸彩ほか/フジテレビ系)
 上戸彩が刑事役に初挑戦。警視庁内に新設された「特命捜査対策室」を舞台にした社会派エンタテインメント。
【勇者ヨシヒコと魔王の城】
(■山田孝之宅麻伸木南晴夏ほか/テレビ東京系)
 「国民的人気RPG」の世界という設定で、山田孝之ら勇者一行による“予算の少ない冒険活劇”を描く。
【私が恋愛できない理由】
(■香里奈吉高由里子大島優子ほか/フジテレビ系)
 “元カレ”を忘れられない女、恋を知らない女、重すぎる女の3人の美女が織りなす恋愛ドラマ。あらゆる壁にぶつかりながら成長していく。

■禁無断複写転載
※オリコンランキング(売上枚数のデータ等)の著作権その他の権利はオリコンに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、ブログ、携帯電話)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。詳しいお問い合わせは、弊社広報企画部(ランキング販売について)までお願いいたします。

関連写真

  • 1位は昨年完結編が放送された『JIN -仁-』(TBS系)
  • 2位は、昨年の年間ドラマ視聴率No.1の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)
  • 3位は天海祐希主演の『BOSS』(フジテレビ系)
  • 2011年に放送された作品のなかで“映画化してほしい連続ドラマ”ランキング、4位に選ばれた『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)
  • 2011年に放送された作品のなかで“映画化してほしい連続ドラマ”ランキング、5位に選ばれた『デカワンコ』(日本テレビ系)
  • 2011年に放送された作品のなかで“映画化してほしい連続ドラマ”ランキング、6位に選ばれた『マルモのおきて』(フジテレビ系)
  • 2011年に放送された作品のなかで“映画化してほしい連続ドラマ”ランキング、7位に選ばれた『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)
  • 2011年に放送された作品のなかで“映画化してほしい連続ドラマ”ランキング、8位に選ばれた『絶対零度 〜特殊犯罪潜入捜査〜』(フジテレビ系)
  • 2011年に放送された作品のなかで“映画化してほしい連続ドラマ”ランキング、9位に選ばれた『勇者ヨシヒコと魔王の城』(テレビ東京系)
  • 2011年に放送された作品のなかで“映画化してほしい連続ドラマ”ランキング、10位に選ばれた『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索