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WOWOWが向田邦子の短編4作をリメイク・ドラマ化

 『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『阿修羅のごとく』など数々の名作ドラマを残し、日本最高峰の脚本家、小説家・エッセイストとしても活躍した故・向田邦子氏の短編4作をBS放送の「WOWOW」が、シナリオ大賞や優秀賞を受賞した脚本家が現代に置き換えオリジナルストーリーとしてリメイクすることがわかった。ドラマW『向田邦子 イノセント』(3月24日スタート、全4回 毎週土曜 後10:00)と題し、イノセント(=罪のない)なむきだしの愛のドラマを女優の寺島しのぶ中越典子貫地谷しほり原田美枝子らが演じる。

WOWOWが新たな“向田ドラマ”に挑戦 ドラマW『向田邦子 イノセント』3月放送

WOWOWが新たな“向田ドラマ”に挑戦 ドラマW『向田邦子 イノセント』3月放送

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 鋭い観察眼をもとに、孤独、優しさ、欲望など人間の本性を生き生きと描き出した作品は、多くの人を虜にしてきた向田作品。家族ドラマのイメージが強いが、男女の愛を題材にした名作も多い。今回、リメイク・ドラマ化されるのは「隣りの女」「きんぎょの夢」「三角波」「愛という字」の4作。不道徳で、強くて、美しい女たちが、人間の本性のままに人を愛する。そんな女性たちがオムニバスドラマとして4週連続で登場する。

 第1話「隣りの女」(3月24日放送)は、普通の主婦に隠された女の嫉妬心をあぶりだす、衝撃の官能サスペンス。主婦のサチ子は、マンションの隣室にひとりで住む峰子を無理心中から救い出す。美術ギャラリーを経営する峰子が暮らしている部屋は、パトロンに用意されたもの。サチ子は以前から峰子と親しくしていたが、複数の男と遊び、好きな仕事を楽しんでいる峰子の生き方に、ひそかに強いねたみを感じてもいた。やがて、サチ子の中に、禁断の欲望が湧き上がってくる。出演は、寺島、坂井真紀北村有起哉。監督は『百万円と苦虫女』のタナダユキ、脚本は『蛇のひと』の三好晶子。

 第2話「きんぎょの夢」(3月31日放送)は、妻がいる男性を愛してしまった女の、幸せと悲しみを描くエロティックで切ないラブストーリー。小さなイタリアンレストランを持つシェフの砂子は、家庭のある殿村と不倫関係にあった。自分のことを愛し、離婚を約束してくれている殿村と幸せな時間を過ごす砂子。だが殿村は、妻のみつ子にはまだ離婚のことを言い出せないでいた。そんな中、砂子の店にみつ子から、ひとりで来店するという予約の電話が入る。出演は中越、田中哲司富田靖子、監督は『しあわせのかおり』『村の写真集』の三原光尋、脚本は多和田久美。

 第3話「三角波」(4月7日放送)は、結婚を決めた女にすり寄る“もうひとりの男”。向田邦子のイメージを覆す、刺激的な異色作。結婚を目前に控えた女が、“もうひとりの男”の存在に振り回される。商船会社で働く巻子は、年上の同僚・達夫との結婚を控え、幸せに準備を進めていた。同僚で、達夫の学生時代の後輩でもある波多野に、結婚のことを報告した2人。ところが、ショックを受けた様子の波多野は、巻子に結婚を考え直すよう迫るなど、徐々に行動をエスカレートさせていく。困惑する巻子は、やがて波多野の行動に隠された意味を知る。出演は貫地谷、吉沢悠小澤征悦、監督は『毎日かあさん』の小林聖太郎、脚本は多和田久美、林さとみ。

 第4話「愛という字」(4月14日放送)は、ニ組の中年夫婦の再生を繊細に美しく描き出す、心にしみる感動作。大学生の息子が巣立ち、夫と刺激のない日々を過ごす専業主婦の夕子は、携帯電話の取り違えがきっかけでデザイナーの新木と知り合う。病気の疑いがあり死の影におびえる新木に誘われ、後ろめたい気持ちを抱えながらも2人でたびたび会うようになった夕子。日々の倦怠感を破る“彩り”に浮き足立つ中、新木の妻から連絡があり、夕子にある提案をする。出演は原田、村上淳、監督は『蛇のひと』『重力ピエロ』の森淳一、脚本は坂口理子。

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