歌手で女優の原田知世（44）と俳優の大泉洋（38）が17日、都内で行われた映画『しあわせのパン』のプレミア試写会イベントに登場。三島有紀子監督は撮影当初、二人に仲良くなってもらおうと本編で使う予定のない“手と手が触れ合う”シーンを作ったとネタばらし。大泉は「ありがたいですね〜。もともと人との距離が近いって言われるけど私から触るわけにいかないですからね、監督から言ってもらうのが一番早い」と大喜びだった。

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　同作は、月景色が美しいことで名前がついた北海道・洞爺湖のほとりの小さなまち・月浦にあるパンカフェが舞台。四季折々の美しい景色の映像を交え、店を営む夫婦と、さまざまな思いを胸にパンカフェを訪れる客たちの“しあわせ”とは何かを描く。

　原田と大泉は開場にあわせて先頭に並んだ約40人をお出迎え。死角に立っていたことで、入場した客を斜め後ろから「いらっしゃいませ〜」と迎える形になってしまい、大泉は「わぁ〜って喜んでくれるかと思ったらただのドッキリに終わってしまった」、原田も「驚いたとき、人って二度見するんだなぁって思いました。楽しかったです」と振り返って笑わせた。

　舞台あいさつにはほかにサプライズゲストとして店の客を演じた子役・八木優希が大きなパンを持って登場。「いろんなものがほしかったけど、この映画を観たらそんなにいらなくなった。家族がいるだけでしあわせって思った」という八木に、それまで目を細めて見つめていた大泉は「きのう冷蔵庫がもう一つ欲しいって（夫人と）話したばっかり。でもやめます！ 一つで頑張ればいいんです！」とすっかり感銘を受けていた。

　映画『しあわせのパン』は1月21日（土）より北海道先行、1月28日（土）より全国で公開。

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