クリストファー・ノーラン監督によるバットマンシリーズ3部作の最終章『ダークナイト ライジング』の公開日が来年7月28日に決定し、ポスタービジュアル第2弾が公開された。同ポスターには、「伝説が終わる」のキャッチコピーとともに、バットマンの最強の敵と言われるベインの後ろ姿とバットマンの壊れたマスクが描かれており、世界中のファンの間では「ついにバットマン＝ブルース・ウェインの正体が世に知られるのか!?」と話題になっている。

　12月16日からは北米を皮切りに世界中で『ダークナイト ライジング』の6分間のプロローグ映像を順次公開中（IMAX（R)シアター70mmフィルム上映館にて限定公開。日本での公開は未定）。『ダークナイト』（2008年）でいち早くIMAX（R)カメラを使用したノーラン監督は、今作でも高解像度カメラを駆使し、未だかつてないほど鮮明な映像を実現。「今回見せる6分間のシークエンスは、悪役（ベイン）を紹介する内容で、映画ファン、バットマン・ファンたちに、このフォーマットによる本作がどんなものになるかを感じてもらいたいと思っている」と自信をにじませ、臨場感あふれる世界観を演出する。

　主演は、バットマン（ブルース・ウェイン）役のクリスチャン・ベイル。執事・アルフレッド役のマイケル・ケイン、ゴードン警部役のゲイリー･オールドマン、バットマンの正体を知る一人、ルシアス・フォックス役のモーガン・フリーマンらこれまでの常連キャストに、キャットウーマン役のアン・ハサウェイと、原作ではバットマンの最強の敵と言われるベイン役のトム・ハーディ、さらにはマリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン＝レヴェットと『インセプション』（2010年）キャストの再集結など豪華キャストも注目を集める。

　撮影現場での取材では全世界ジャーナリストに対し、一切ストーリー説明はされず、厳重な緘口令のもと、ピッツバーグ、ニューヨーク、ロサンゼルスの都市を含むアメリカ、インド、イギリス、スコットランドの3大陸に渡り、ロケ撮影を敢行。前作を超える壮大なスケールでダークナイト伝説の終焉を描き出す。

　シリーズ最終章『ダークナイト ライジング』は、2012年7月28日（土）丸の内ピカデリー他 全国ロードショー。