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永山絢斗、『おひさま』の茂兄ちゃんから一転、青春バイオレンス映画でみせる新境地

 今年、第34回日本アカデミー賞俳優新人賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『おひさま』の主人公・陽子の次兄・茂樹を演じて知名度を一段と上げた俳優の永山絢斗。「朝ドラはすごかったな。『経験すると変わるよ』という言葉がリアルに感じられた作品だったし、どんどん先輩方の背中を追い越していきたいと思った」と振り返る。そんな『おひさま』の収録の合間を縫って撮影していた映画『ハードロマンチッカー』(グ スーヨン監督)が26日より公開される。こちらは「最近にない、なかなかパンチのある、男っぽい作品ができた」と新境地に自信をみせる。

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 同作は山口県・下関を舞台に、外国人、警察、そしてヤクザまでと顔は広いが誰ともつるまない一匹狼の主人公グー(松田翔太)が、後輩・辰(永山)の起こした事件をきっかけに暴力の連鎖に巻き込まれていく青春バイオレンス映画。

 「煮え切らなくて暴力に走るとか、10代の悶々とした感じとか、だいぶ色付けされて激しいものになっていますけど、男なら共感してもらえるんじゃないかな。台本を読んだ時はもっと男臭い、ギラギラした映画をイメージしていましたが、完成した作品を観たら、いい意味でポップに仕上がっていて面白かった」。

 劇場などに掲示されている同作のポスタービジュアルも衝撃的。金髪に染め上げた松田の顔は傷だらけで、鏡越しに睨みを利かす目がギラギラしている。バイオレンス映画といって敬遠する女子もいるだろうが、永山は「女の子にひどいことをするシーンもあるけど、女の子同士で観に来てくれたら、きっと『松田翔太、超かっこいい』って、絶対なると思うなぁ(笑)」とネガティブなイメージを払い飛ばす。

 たしかに、松田が演じるグーは一匹狼で喧嘩もめっぽう強い。対照的に永山が演じるどこにでもいそうな少年・辰は、女子高生の顔をボコボコに殴った男に仕返ししようとして、その男の家族を襲い、事件を起こしてしまう。すべてが成り行きまかせだ。

 「辰は何も考えないでやり過ごしているうちに、気づいたら事件を起こして、それでもまだ自分が何をしたのか全然わかっていない。でも、世の中にはそういう人もいるな、と思いました。悪人というわけではないけれど、なんとなくとか、たまたまとか、そうやって降りかかってくることに対処するのに必死で、ギリギリ生きている感じの人。何かの弾みで、人を殺しちゃったり、殺されちゃったり。人って、危ういなって思いました」。

 『おひさま』の妹思いお兄さんとは極端に違うキャラクター。今日は茂樹で、明日は辰、明後日にはまた茂樹に戻っているといった経験も「不思議な感じがして、楽しめた」と語った。

 「思っていることを言葉にするのが下手」と相変わらずインタビュー取材は苦手らしいがそれでも、「少しずつ言葉にできるようになってきた気がする。自分の思っていることを100%伝えるのは無理だってことが、受け取る側も人それぞれなんだってことが、わかってきたから」。続けて、「最近は楽しいですね、日々の生活が、生きていることが」と言葉を噛み締めるように結んだ。

スタイリスト:菊池陽之介
ヘアメイク:遠山美和子(THYMON)


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