ハリウッドの人気俳優トム・クルーズが主演映画『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』（12月16日公開）のプロモーションで来日し、12月1日（木）に記者会見とファンイベントを開催することがわかった。全世界で累計興行収入14億ドル（1120億円）以上のメガヒットを続ける“ミッション”シリーズ待望の最新作。親日家で知られるトムたっての希望で、11ヶ国で予定しているワールドツアーを日本からスタートさせる。滞在時間はわずか27時間の予定で、ファンイベントなど4つのミッションを遂行する。

　ミッション1は記者会見。完成した作品について公の場でトムが発言するのはこの会見が最初になる見込みで、世界中の注目を集めそうだ。また、会見に応じるのは日本と今作のメインロケ地となったアラブ首長国連邦（UAE）のドバイのみ。日本での会見もドバイをイメージした派手な演出で、世界にアピールする。

　ミッション2は東京・六本木ヒルズアリーナでファン・ミーティングを決行。トムの希望で福島のファンも招待する。ミッション3は試写会を行う劇場での舞台あいさつ。ミッション2と3を合わせて2000人以上のファンが集う一大イベントとなる。

　ミッション4は内容が明かされていない特別ミッション。シリーズ前作『M:I:III』（2006年）のプロモーション来日では、東京湾をボートで横切りお台場に上陸、さらに新幹線を貸し切ってファンと交流。『ワルキューレ』（2009年）ではジェット旅客機をチャーターしてマスコミとファンを招待するなど、不可能を可能にしてきた。今回は都内某所、誰も足を踏み入れたことのない場所へ潜入を試みるという。たったの27時間でこれだけのミッションを遂行することができるのか！？　今回もサプライズな話題を提供してくれそうだ。

　今作はロシアのクレムリンで発生した爆発事件を発端とし、その容疑がIMF（極秘スパイ組織・不可能作戦班）のイーサン・ハントとそのチームにかけられてしまう。米大統領は政府が事件に関与した疑いを避けるため、「ゴースト・プロトコル（架空任務）」を発令。イーサンチームはIMFから登録を抹消されてしまい、国や組織という後ろ盾を失ったまま、「クレムリン爆破の黒幕を追い、さらなる核テロを未然に防ぐ」というミッションの遂行を余儀なくされる。

　新たに予告編も解禁され、ブラント（ジェレミー・レナー）、カーター（ポーラ・パットン）、ベンジー（サイモン・ペッグ）ら仲間さえ信じられなくなるほどに、イーサンが追い詰められる展開になることは必至。過去の『M:I』シリーズのオマージュが散りばめられており、12月16日の公開が待ち遠しくなることうけあいだ。

【動画】映画『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』予告編⇒
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