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井戸田潤、地元・名古屋のご当地映画初主演で「親孝行できた」

 お笑いコンビ・スピードワゴン井戸田潤の初主演映画『WAYA!〜宇宙一のおせっかい大作戦〜』(古波津陽監督)が22日より愛知・伏見ミリオン座にて先行公開され、29日より東京・ユナイテッドシネマ豊洲ほか全国で公開が始まる。名古屋駅と名古屋城を結ぶ円頓寺商店街を舞台にしたご当地映画。井戸田は「多少、“錦を飾る”ような気持ち良さがありました。何より、親が喜んでくれました。特におふくろは『渡る世間は鬼ばかり』のファンだったので、藤田朋子さんも出演すると知って、『渡鬼』の人と渡り合うなんて、すごいねって」と、ちょっとした親孝行ができて誇らしげだ。

映画『WAYA〜宇宙一のおせっかい大作戦〜』に主演する井戸田潤 (C)ORICON DD inc.

映画『WAYA〜宇宙一のおせっかい大作戦〜』に主演する井戸田潤 (C)ORICON DD inc.

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 井戸田は名古屋市の北側・小牧市出身という地縁もあって、同作の商店街を活性化させようと躍起になる青年・勘太郎役に抜てきされた。これが見事なハマリ役。芸能レポーターに“復縁ネタ”でツッコまれている井戸田より、よっぽど生き生きとして見える。「今回の映画が良かったと言ってもらえるのは嬉しいんですけど…もうちょっとお笑いをやらせてもらっていいですか」。

 劇中、勘太郎の幼なじみで、ずっと片思いだった冴子役の水野美紀といい雰囲気になるが、あと一歩のところで突き飛ばされてしまうシーンがある。その時の井戸田の情けない顔といったら見ものだ。

 「それは、実体験があるからで…切なくて、情けないシーンは役作りの必要がないんです(笑)。しかし、水野さんは本当に綺麗だったなぁ。撮影期間中に何とかならないかと、正直、思いましたからね」。

 同作のタイトル“WAYA”は、名古屋弁で「台無しになる」の意味。物語は、昔から商店街で生まれ育った職人気質の頑固オヤジ・シゲさん(矢崎滋)、青年団の勘太郎、シゲさんの孫で、冴子の息子の小学生・和也(三輪泉月)の3世代にわたる人物を軸に、昔ながらの“おせっかい”で家族のように隣人を思いやることや、人との繋がりの大切さを伝える。

 「年を重ねるごとに支え合いや人との繋がりって、大事だなぁと思うようになった。涙もろくもなるし、顔見知りとあいさつを交わすだけでも気分が上がるし。僕、ヤマト運輸の配達員のお兄さんと仲いいんですよ。近所で顔を合わせるとあいさつする仲なんです」。

 それって、いい話なのかもしれないけれど、ちょっと寂しくないか? 「飲みに誘ってくれる友人なら一人、二人いますけど…」。いざとなったら子供もいるじゃない。「子供もどうかなぁ。子供とはいまでも仲良くというか、お父さんという認識はあるだろうから面倒をみてくれるかもしれないでしょうけど、女の子ですからね、嫁にいっちゃうでしょ」とテンションは下がる一方。「女の子は親のところに帰ってくるっていうし」と慰めたが、「でも、一緒に暮らしていないから帰ってきてくれるかどうか」。話がまた“復縁ネタ”に転がりそうだったので、話題を変える。

 商店街の一員として出演している相方の小沢一敬については「セリフがない、朝早いと愚痴っていたら、矢崎さんに『ト書きを読みなさい』と諭されていた」。SKE48松井珠理奈矢神久美もご当地映画らしいキャスティング。「二人とはほとんど喋る機会もなく、残念でした。二人とも若いですけど、僕に愛想笑いしてくれて、大人でした。僕が主演と言っても引きがないので、SKE48の二人を観に来てください」と、結局“WAYA”な感じになってしまった。

 とはいえ、同作は「円頓寺で映画を!」という商店街の人たちの夢の結晶。おせっかいなストーリーの原案も、実体験に基づいたもの。製作面だけでなく、昨年の年末から正月にかけての約2週間、撮影のために自分たちの店や住居を提供し、キャスト・スタッフへの炊き出しや、劇中登場する芝居小屋用の廃材集めまで多岐に渡ってサポートした。地元愛にあふれる映画は、井戸田のような境遇の人さえも活気づけるに違いない。

【動画】映画『WAYA〜宇宙一のおせっかい大作戦〜』予告編⇒


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