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ジャッキー・チェンが震災後初来日で激励「ニホン、ガンバッテ!」

 香港出身の俳優ジャッキー・チェンが来日し21日、都内で自身出演100作目の記念映画『1911』(11月5日公開)の記者会見に出席した。ジャッキーは東日本大震災発生後初来日となり「お久しぶりです。ずっと日本に帰ってきたいと思っていたけど、忙しくて忙しくて。すっかり遅くなってしまってすみません」とあいさつ。「久しぶりに帰ってきてからまだ2時間ほどですが、日本はすっかり回復している。日本の皆さんの精神力を実感し、感動しました」と喜び、「ニホン、ガンバッテ!」と改めてエールを送った。

ジャッキー・チェン (C)ORICON DD inc.

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 構想10年、制作費30億円をかけジャッキーが総監督・主演を務めた同作は、今年100周年を迎える近代中国の新たな道しるべとなった1911年の辛亥革命がテーマ。衰退の一途をたどる清王朝を憂いた“中国革命の父”孫文(ウインストン・チャオ)や革命軍司令官・黄興(ジャッキー)ら革命のために立ち上がり散っていった若者たちの知られざる物語を描く。

 1962年の子役デビュー以来出演100作目の記念作にも、ジャッキーは「実は僕もよく分かっていません。100という数字がどこから来たのか分からないけど、皆さんがそう言うならそういうことにしておきましょう」とおトボケ。また「この映画は来年だと意味がなくなってしまう」と制作中の映画『十二支』を後回しにして同作に出演を決めたといい、準備に7年かかった『十二支』についても「僕にとって最後のアクション大作になるかもしれません。この映画ではまさに古いジャッキー・チェンに戻ります」と期待をあおっていた。

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