今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品し、話題を呼んだ時代劇初の3D映画『一命』が15日より公開される。メガホンを取った三池崇史監督は「飛び出す海老蔵と飛び出す貧乏を観てほしい(笑)」と冗談も言うが、同作では3Dの“飛び出す”イメージを覆す映画体験ができるに違いない。監督も「日本の空間、時代劇の薄暗い感じを表現するのに3Dはぴったり。日本映画の可能性を感じてもらえれば嬉しい。でも、2Dで観ても、3Dで観ても作品の良さは変わらないから、好みでどうぞ」と自信をのぞかせた。
2011/10/14