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瑛太、同世代の新人監督たちから刺激「自分も前向きにやっていきたい」

 俳優の瑛太(28)が9月30日、東京国立近代美術館フィルムセンターで開催されていた『第33回ぴあフィルムフェスティバル(以下、PFF)』の自主制作映画のコンペティション「PFFアワード2011」の審査員として授賞式に出席した。今回の応募作品総数602本(前回は527本)、監督の最年少は13歳、最年長は58歳、平均28歳。瑛太は講評の際に「映画界が、世の中が大変な時期ですが、僕ら若い世代ももっともっとアイデアを出したり、映画を作ったりして、世の中の人にいろんなことを与えいくってことを、自分も前向きにやっていきたいと強く感じました」と語り、同世代の監督たちの作品に強く刺激を受けていた。

審査員として授賞式に出席した瑛太 (C)ORICON DD inc.

審査員として授賞式に出席した瑛太 (C)ORICON DD inc.

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 今回の最終審査員は、プロデューサーの阿部秀司氏、塚本晋也監督、女優の南果歩瀬々敬久監督、瑛太の計5人。入選した17本の中から各賞が発表され、グランプリ(副賞100万円)は『ダムライフ』の北川仁監督(29)、準グランプリは『春夏秋冬くるぐる』の日原進太郎(31)が選出された。

 入選作品について塚本監督は「すべての作品が身近な自分の知っている世界を題材に、語り口もカメラアングルも編集のテンポもリズムもが全部似ているように思った」と指摘しつつ、「5000万〜6000万円の予算で自主映画を作っても回収できない状況の中で、いま自分自身が800万円以下の映画を作っていることを考えると、映画の目線、規模感、テーマが似通ってしまうのは、今の状況に合わせてそうなってしまうのかな。そういう観点で作品を見直したら、どの監督も自分の身近なことを真面目に真摯に描いていることが見えてきた」と話した。

 それは応募作品全体を見ても映画のジャンルとしてのバラエティが乏しい傾向にあり、『ALWEYS 3丁目の夕日』シリーズなどメガヒット作を手がけてきた阿部氏も「もっと、いろんなジャンルの映画があると思っていた」とがっかりしたことを敢えて語り、「次に続くなら、もっと自由な発想で、もっと幅の広いところから挑戦してほしい。日本は1億2000万人の人口があるので、その中だけでもビジネスが成り立ってしまうが、例えば韓国のようにもっと外に出ていく映画を作ってもらいたい」と激励した。

「PFFアワード」受賞結果
●グランプリ:『ダムライフ』北川仁監督
●準グランプリ:『春夏秋冬くるぐる』日原進太郎監督
●審査員特別賞:『TAITO』緑朗監督
●審査員特別賞:『パッション』南部充俊監督
●審査員特別賞:『僕らの未来』飯塚花笑監督
●エンタテインメント賞(ホリプロ賞):『ニュータウンの青春』森岡龍監督
●映画ファン賞(ぴあ映画生活賞):『チルドレン』武田真悟監督
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関連写真

  • 審査員として授賞式に出席した瑛太 (C)ORICON DD inc.
  • 授賞式の様子 (C)ORICON DD inc.
  • 『第33回ぴあフィルムフェスティバル』の「PFFアワード2011」審査員として授賞式に出席した、塚本晋也監督 (C)ORICON DD inc.
  • 『第33回ぴあフィルムフェスティバル』の「PFFアワード2011」審査員として授賞式に出席した、瀬々敬久監督 (C)ORICON DD inc.
  • 『第33回ぴあフィルムフェスティバル』の「PFFアワード2011」審査員として授賞式に出席した南果歩 (C)ORICON DD inc.
  • 『第33回ぴあフィルムフェスティバル』の「PFFアワード2011」審査員として授賞式に出席した、プロデューサーの阿部秀司氏 (C)ORICON DD inc.

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