お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造主演で映画『アントキノイノチ』（瀬々敬久監督、11月19日公開）のスピンオフ作品が製作され、ドラマスペシャル『アントキノイノチ〜プロローグ〜天国への引越し屋』として、11月5日（土）午後3時半からTBS系（※関東ローカル）で放送されることが決定した。原田は映画本編と同じ佐相（さそう）役を演じ、「映画もすごくいいお話ですが、このドラマを観たうえで映画を観ていただければ、より深く楽しめると思います」と自信をのぞかせる。

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　映画は、過去のとある事件をきっかけに心を閉ざし、父の紹介で「遺品整理業」の現場で働き始めた男（岡田将生）と、その現場で出会った衝撃的な過去を持つ女（榮倉奈々）の物語。8月にカナダで開催された『第35回モントリオール世界映画祭』では革新性を高く評価され、邦画初のイノベーションアワードを受賞した。

　ドラマスペシャルで映画の2年前が舞台。なぜ佐相が遺品整理会社「クーパーズ」で働くことになったのか、映画につながるエピソードが描かれるだけでなく、実在の人物をモデルにした「クーパーズ」の古田社長（鶴見辰吾）がなぜ遺品整理業を志したのか、映画では描き切れなかったエピソードも盛り込まれている。

　ドラマオリジナルのキャストでありキーパーソンとなるのは、佐藤江梨子演じる“おひとりさま”女性の瞳。彼女の存在が佐相を悩ませ、彼の人生に影響を与えていく存在となる。後に「クーパーズ」で働くことになる、ゆき（榮倉）も出演。映画の主人公・杏平役の岡田がナレーションで参加する。

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