サッカー日本女子代表“なでしこジャパン”を率いて女子W杯初優勝に導いた佐々木則夫監督が母校・明治大学の29人目となる特別功労賞を受賞し27日、東京・千代田区の同校駿河台キャンパスで行われた贈呈式に出席した。30年前に同大学を卒業したサッカー部OBの佐々木監督は、特別功労賞証とメダルを受け取り、「明治大学でサッカーをしていたときは大学に名誉などを与えることができなかった。30年かかりました。感無量です」と笑顔で喜びを語った。 佐々木監督は「(W杯優勝後)成田に着いたときは人生が変わったと思った。今でも朝起きると『あれ? 夢じゃないかな』という思いを日々しています」と率直な感想。また、大会を振り返り「日本のみんなは元気だよって発信していこうという決意もあって出場しました」と強い気持ちで臨んでいたことを口にした。
2011/07/27