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高畑充希、ずっと気を張っていた撮影現場「カホコは緊張感のある役」

数々の名作、話題作に出演する実力派女優・高畑充希が、民放連続ドラマ初主演となった7月期ドラマ『過保護のカホコ』(日テレ系)で『第9回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』主演女優賞を受賞した。これまでに多くの作品に出演してきた高畑にとっても大事な役だったというカホコを振り返ってもらった。

<動画インタビュー> カホコはギリギリ…「すごく悩んで作り上げた」

ギリギリのラインをうまく走らないとアウト

――主演女優賞受賞おめでとうございます。
高畑充希やったー!って気持ちです。大好きなチームで大好きな役。そんな大事な役で初めて主演女優賞をいただけて、本当にうれしいです!

――特殊な役でしたが、高畑さんが演じると自然に受け止められました。カホコという役をどんなふうにとらえて撮影に臨みましたか?
高畑充希最初に台本をいただいたときは、設定が圧倒的におもしろいと感じました。カホコという女の子は、実際にいそうだけどいないというギリギリのところ。おもしろいけど、かなり演じるのが難しいキャラクターに思えたので、ギリギリのラインをうまく走らないと主人公としてアウトだなと。最初はすごく悩んで、いろいろな人に相談しながら少しずつ作り上げていきました。
――カホコというキャラクターをつかんだというシーンはありますか?
高畑充希すごく印象に残っているのは、3話で自我が芽生えてきて、「だまれだまれだまれ、うるさいうるさい!」って母に反抗するシーン。麦野初くんと出会ったことで、それまでは家族がカホコの世界のすべてだったのが、2つの世界ができて、自分の思っていることを言葉にできるようになった。それがカホコのなかの大きな変化。自分の思っていることをみんなの前でちゃんと言えるように変わっていって。自分のキャラクターが成長していくのは、悲しい気持ちもあり、うれしい気持ちもあり、親のような感覚でした。

――カホコと初くんの会話劇は、2人の空間ができていてすごくおもしろかったです。
高畑充希夫婦漫才っぽくてすごく好きでした。1話で2人の会話がおもしろくなったら“いけるかも”と思って、事前のリハーサルをお願いしました。竹内涼真さんとどんなふうにしていくかを、監督、脚本家さんに相談しながら、ベースを作っていきました。まじめな話をしていても、どこかコミカルに見えるようなテンポ感を大切にしていました。

やりすぎないことをずっと意識していた

――主演女優としてドラマを率いることは意識しましたか?
高畑充希最初は緊張しました。ドラマ主演は朝ドラだけだったので、民放の連ドラとはまったく違いますし。ポスターに1人で載っていて怖くなりました(笑)。でも、周りがベテランの方々ばかりですごく安定感があって、安心していられました。自由に泳げる場所を作っていただいていた感じです。

――遊川和彦さんの脚本は今回が初めてですね。
高畑充希風刺を込めた脚本をよく書かれていらっしゃる印象があって、カホコにもそういう意図のあるセリフもあったんですけど、そういう社会的なこと以上に、毎回次がすごく気になる脚本だったんです。それってドラマの醍醐味。テレビを観ている視聴者に楽しんで欲しい!と思って書いていらっしゃるのを感じながら演じるのが、すごく楽しかったです。
――カホコのいろいろなシーンでの表情の演技がすごく印象的でした。
高畑充希1、2話あたりは、台本にこんな感じの表情で、と書いてあって。でも、それを100%でやってみるとやりすぎになってしまったりもして。やりすぎず、やらなさすぎず、いいところを見つけたいというのが目標でした。話が進むに連れて、それが自分の感覚でわかるようになってきて、すごくうれしかったです。基本、いつもバタバタしている子なので、やりすぎないっていうところは初めの方は気をつけていました。撮影中はずっと気を張っていましたね。緊張感のある役でした。

――これからの女優業への意気込みを聞かせてください。
高畑充希今回のドラマが始まったときは、カホコがこういう終着点にたどり着くとは思っていなかったし、どんな人になるのか手探りで演じていたんですけど、そのぶんラストシーンでの感激も大きかったです。これからもなんでもやってみたいですし、出逢った役に夢中に、一途にがんばって、いい役とたくさん出逢いたいです。おもしろい作品に関われるような演者になりたいです。
(文:編集部・武井保之/撮り下ろし写真:草刈雅之)

提供元: コンフィデンス

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