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三菱デリカD:5 P(4WD/8AT)【試乗記】


常連さん いらっしゃい

大きく変わったフロントマスクが話題の「三菱デリカD:5」だが、パワートレインをはじめとした中身の洗練ぶりもかなりのものだ。「デリカじゃなきゃダメ」というこだわりのユーザーを生み出す、孤高のミニバンの進化のほどを探った。

タイムリミットは2018年2月24日

新しいD:5のデザインが2018年11月の予約注文の受付開始とともに公開されるやいなや、“プレデター顔”だの“電気シェーバーかよ!?”だのと好事家の間で賛否両論、議論沸騰したのは記憶に新しい。そのデザインを皆さんがどうお思いかはともかく、デリカD:5がこの時期にフロントデザインを大改変する大規模マイナーチェンジをしなければならなかったのには、それなりの理由がある。

直接的なキッカケは2013年4月に施行された歩行者保護性能基準の改正である。新しい基準のポイントは大きく“歩行者頭部保護基準の強化”と“歩行者脚部保護基準の新導入”の2つ。新型車については2013年4月1日から2015年2月24日にかけて車両総重量や乗車定員に応じて順次、法規対応が義務づけられて、継続生産車も同じく2018年2月24日と2019年8月24日にそれぞれ義務づけられることになったのだ。

先日発表された「パジェロ」の国内販売終了の直接的な理由も、同基準によって今のままでは2019年8月24日以降の国内向け生産ができなくなるからだ。正確には、そこまで生産できるのは“車両総重量2.5t超の乗用自動車”に属する「ロング」モデルのみで“車両総重量2.5t以下の乗用自動車”は2018年2月24日までの適合義務があったから、同じパジェロでも「ショート」モデル(の国内向け)はすでに生産が終了している。

で、デリカD:5(のディーゼル)も従来型のままで生産できるのはパジェロショートと同じ2018年2月までだった。その後、バンパーを一部改良して同年4月に再販売したものの、これを機に抜本的な安全対策を施しつつ、あらためてテコ入れをしよう……というのが、今回の大規模マイナーチェンジのココロである。...

提供元:webCG

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