加ト吉とJTの加工食品事業から生まれたテーブルマーク。冷凍うどん、パックごはん、冷凍パン。バカがつくほど真面目に、できたてのおいしさを追求し続ける同社の“遺伝子”とは? オンライン消費者コミュニティの開発・運営を手がけるクオン株式会社の武田隆代表取締役が、テーブルマーク株式会社 M&S戦略部マーケティング担当部長の根岸新一氏に、同社の「企業の遺伝子」を聞いた。(この記事は2017年1月20日収録のラジオ番組『企業の遺伝子』の内容を活字にしたものです/オリジナル番組制作:JFN、番組企画:クオン株式会社、画像提供:テーブルマーク株式会社、構成・編集:編集工学研究所、番組パーソナリティ:武田隆、春香クリスティーン)
加ト吉とJTの事業を統合した
複雑な生い立ち
春香クリスティーン(以下、春香) テーブルマークといえばうどんのイメージがありますが、主な事業を教えていただけますか?
根岸新一(以下、根岸) はい。うどんやお好み焼、パックごはんなどの加工食品事業の他に、グループ会社の富士食品工業で行っている調味料の事業、そしてサンジェルマンという会社を中心に担っているベーカリー事業、この3本柱で展開しています。
春香 創業はいつ頃になるのでしょうか?
根岸 テーブルマークは沿革が複雑なんですが、社名が現在のテーブルマーク株式会社になったのは2010年です。
母体となった日本たばこ産業株式会社(JT)が株式会社加ト吉を2008年に子会社にしまして、それまで別途の道を歩んでいたJTの加工食品事業や調味料事業を加ト吉に移管して1本に集約したんですね。そこで名前もテーブルマークにして新生スタート、という流れになっています。
武田隆(以下、武田) 加ト吉という歴史のある会社と、同じく歴史のあるJTの加工食品事業部門が一緒になって名前を変えたということですが、コーポレートアイデンティティが変わるということは、大きな事件だったと思います。当時はどんな状況だったんですか?...