“オモテ”の情報だけでは、ホントのところは分からない──。それが不動産業界の常識だ。週刊ダイヤモンド12月16日号『バブル相場の勝ち抜け方』では、現場の不動産業界人による本音座談会を(おそるおそる)敢行。誌面に載り切らなかった暴露ネタモリモリの3時間トークをお届けする。
不動産屋のみなさん
バブってますか?
――2006〜08年のファンドバブルの時のような、いかにもバブルっぽい(※1)転売とかありますか?
全宅ツイのグル(グル) 東京建物のブリリアタワーズ目黒がもうすぐ竣工ですけど、坪600万で分譲されて、はやくも竣工前に650万円で転売されてましたね。
次郎丸哲戸(哲戸) 今は転売しても高すぎてそこまで(利益を)抜けないんちゃう。完全に高値圏だとわかってるから、大規模物件やと、最後に自分がババ掴まされるのが怖い。で、小さいやつビビりながらセコく抜いてる感じ。
グル 2015年竣工の富久クロスコンフォートタワーとか、転売屋が群がりましたね。30%くらい抜いたって話も聞きました。
哲戸 そもそも大きな転売ってみんなしなくなってる。完全に高値圏だとわかってるから。都心だと、もう値上がりして(※2)キャップレート4%でも買えなくなってるよね。
グル (※3)地上げできたら値段が上がる土地というのが前回のファンドバブルの時はたくさんあったけど、今回はあまりない。あのときより価格もより高くて、キャップレートは低くて過熱してる感じはあるけど、あの時ほど勢いがない。対象になっている不動産があの時とはちがうんかな?流動性のない不動産まで動いている感じはしないですね。...