2026年3月14日(土)・15日(日)の2日間、日本大学文理学部百周年記念館にて、ダブルダッチの日本一を決める祭典「DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2026」が開催された。
本大会は、2026年7月19日に香港のクイーン・エリザベス・スタジアムで開催される「DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD INVITATIONAL 2026」の日本代表選考会を兼ねており、全国から集結したハイレベルなチームが世界への切符をかけて激突。特に大会2日目に行われた「パフォーマンス・シニア部門」は、15歳以上の精鋭たちがテクニックとエンターテインメント性を2分間のステージに凝縮させる、大会のハイライトとなった。
次世代の精鋭たちが集結!DAY1ハイライト
1日目には、ALL AGES部門、KIDS部門、JUNIOR部門の白熱した戦いが繰り広げられ、特にコンテストワールドにつながるJUNIOR部門には熱い視線が送られた。
そんな激戦のDAY1を制したのは以下のチームだ。
ALL AGES部門
1位:SHOOTING STAR★ / HOT.D.D.C
2位:Lupinus / 多摩ダブルダッチクラブ
3位:Paradise Egen / ダブルダッチスクール Be Color
KIDS部門
1位:伊邪那美 / HOT.D.D.C
2位:Kupu’a / 長池ダブルダッチクラブ
3位同率:炎雷神 / HOT.D.D.C
3位同率:B Next ArK / HOT.D.D.C
JUNIOR部門
1位:天鈿女 / HOT.D.D.C
2位:少名毘古那 / HOT.D.D.C
3位:X-Fold / MIYAKO JUMPE ROPE CLUB
4位:LehuA / 日本橋ダブルダッチクラブ
5位:ioLite / sddc
ALL AGES部門
1位:少名毘古那 / HOT.D.D.C
2位:Paradise Egen / ダブルダッチスクール Be Color
3位:北狐 / JUMP FOR ALL
KIDS部門
1位:炎雷神 / HOT.D.D.C
2位:スケベBOYZ / DDFAM
3位:伊邪那美 / HOT.D.D.C
JUNIOR部門
1位:月読命 / HOT.D.D.C
2位:A.C.Z / D.D.S.
3位:天鈿女 / HOT.D.D.C
4位:Astra / 高槻ダブルダッチスクール
5位:ストロベリーストロングボンバーズ / DDFAM(同率)
5位:阿須波 / HOT.D.D.C(同率)
会場が更なる熱狂の渦に包まれたDAY2!
DAY2最初のコンテンツは30秒スピード種目。スピード種目は、ターナー(ロープを回す人)2人とジャンパー(跳ぶ人)1 人の3人で挑戦。30秒間でどれだけ多くジャンプできるかを競う、シンプルながらも緊張感あふれる競技だ。
ジャンパーは左右交互のかけ足跳びでロープを越え、右足が地面に着いた瞬間を1回としてカウントする。わずか30秒の勝負。速さと3人の息の合った連携が試される。
結果は以下の通り。
1 位:Rosy☆Lily / 日本橋ダブルダッチクラブ
2位:WISIEG / D.S.P.
3位:ROYAL VoV / 栄光ROYAL
4位:三〇秒 / 東京大学 D-act
5位:AuX./ 無所属(同率)
5位:VorTex / 高槻ダブルダッチスクール(同率)
激しい接戦の末、同率順位が生まれたことで、本来ワールドへの出場枠は5枠のところ6チームへと拡大。 香港への切符を手にするチームが決定した。
-優勝した今の率直な感想をお願いします。
本当にシニア部門で優勝するとは正直思ってもいなかったので、今回自分たちのベストを尽くして1位という結果を出せたことがめちゃくちゃ嬉しいです。
-本大会に向けた練習期間の中で、意識して取り組んでいたことはありますか?
今回の大会に向けては、130回(30秒間で片足のみカウント)を出すということを目標にしていた。なのでまず最初の10秒のペースを上げていくために、10秒間で42回(30秒で130回を狙えるペース)で入るという練習を積み重ねていました。
-コンテストワールドに向けて残り約3か月の期間をチームでどのように過ごしていきたいですか?
今までやってきた練習方法は変えずに積み上げていって、力をもっとつけていけたらいいなと思っています。あとはお互いの気持ちを高め合って練習に取り組んでいけたらと思っています。
-コンテストワールドに向けての意気込みをお願いします。
Rosy☆Lilyは本来4人のチームで、今は3人で活動しています。これまでスピード種目では記録を出せてはいたんですけど、前回のALL JAPAN(競技部門の全日本大会)では悔しい結果に終わっていたので。今回日本一という結果を出すことができてすごく嬉しいです。
ワールドでは、もっとチームで高め合って、本番もいつも通り気合と気持ちと今までの努力を信じてやり切りたいです。絶対に130以上の結果を出して、みんなに報告できるようにしたいです!
シニア部門のパフォーマンス競技では、ジャンパーとターナーによる「テクニック」に加え、音楽や振付、ステージングを含む「エンターテインメント」の2軸で厳格に評価される。
今大会の選考枠に基づき、パフォーマンス・シニア部門からは上位チーム(計6チーム)が、香港で開催されるコンテストワールドへの出場権を獲得した。
見事優勝を果たしたのは、関西出身のメンバーで構成されたチームJunk Swing。曲の構成からパフォーマンスに至るまで、自分たちの色が表現されていたステージであった。
7人それぞれの得意なダンスジャンルを掛け合わせた幅広いバリエーションに加え、オリジナリティあふれる縄の使い方でも会場をロック。枠にとらわれないダブルダッチの良さが前面に現れた完璧なショーケースを披露した。
準優勝はMillennium Collection。プロとしてカルチャーの垣根を超えた幅広い活動をしている、今最も勢いのあるチームだ。そこで得た数々の経験が生かされた、彼らにしか出せないフレーバーが見えていた。
4部の序盤に登場し、ノーミスでパフォーマンスを決め切る。ダブルダッチの技術的な面はもちろん、観客に魅力を最大限伝えられる「魅せ方」という部分でも他と圧倒的な差をつけていた。一気に会場の空気を掴み、この日一番の盛り上がりを見せた。
3位入賞を果たしたのはBAN FOOT。4部の終盤で登場し、完成度の高いパフォーマンスを披露。フロア全体を使った動きのある魅せ方で、見る人を飽きさせない内容のある構成であった。
高速ステップやアクロバットのタイミングなども工夫されており、4人ながら他チームとの違いを見せていた。最後まで勢いを途切れさせず見事世界への切符を勝ち取った。
4位入賞はZorea、5位入賞は同率でYOUNG BLOOD、VorTex。技や構成のフレッシュさに加え、気持ちの乗ったパワフルなパフォーマンスで見事コンテストワールドへの切符を勝ち取った。
大会を通して、ダブルダッチというカルチャーの広がりや層の厚さを実感することができた。ただ、ジャッジ総評にて全体的なレベルの低下やルールに対しての認識のずれなどが指摘されていた。
本気でダブルダッチに向き合っている選手たちであるが故の愛のある言葉は、確実にこれからのダブルダッチの未来を背負っていく選手たちに響いたはずだ。
― 優勝おめでとうございます。率直な感想を教えてください。
このチームには特別な縁があって、2年くらい前から「このメンバーで優勝しようぜ」と言って集まってきました。正直、今日勝てなかったらリベンジは難しいかもしれないという背水の陣だったので、今日ここで決められて本当に良かったです。
― パフォーマンスで特にこだわった点はどこですか?
自分たちが持っているものは全部「唯一無二」だと信じていたので、それがしっかり出るようにすること。そして曲に関しても、自分たちの色とは何かを突き詰めました。
― コンテストワールドへの意気込みをお願いします。
実は今回、足の怪我でリタイアしたメンバー(ミッキー)がいます。香港にはそいつとも一緒に行って、みんなで優勝を掴み取りたいと思っています!
「DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2026」開催概要
大会名:DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2026
主催:一般財団法人日本ジャンプロープ連合
日程:2026年3月14日(土)・15日(日)
会場:日本大学文理学部百周年記念館
【DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD INVITATIONAL 2026】
大会名:DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD INVITATIONAL 2026
日程:2026年7月19日(日)
会場:Queen Elizabeth Stadium (香港)