40歳を過ぎて「何もやる気が起こらない」という人は、今日1日をどう過ごせばいいのか。
次々と新たなビジネスを仕掛ける稀代の起業家、佐藤航陽氏。「これからどう生きるか?」を徹底的に考察した超・期待作『ゆるストイック』を上梓した。これからの生き方として重要なキーワードは、「ストイック」と「ゆるさ」。令和のヒーローたち(大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太…)は、なぜストイックに自分に向き合い続けるのか。『ゆるストイック』では、「どのように日常を過ごしていくべきか」を言語化し、誰でもできるプロセスとしてみなさんに共有する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
何もやる気が起こらない
40歳を過ぎて、「何もやる気が起こらない」と感じる。
大きな失敗をしたわけでもない。
仕事も生活も一応は回っている。
それでも、どこか心が動かない。そんな状態に陥る人は少なくありません。
このとき、多くの人は「目標を立て直そう」「やりたいことを探そう」と考えます。
しかし、『ゆるストイック』という本では、もっとシンプルな処方箋を示しています。
やる気は出すな
ポイントは、「やる気を出そうとしない」ことです。
やる気は結果であって、原因ではありません。
まずは目の前の一つに集中する。これだけでいいのです。
やる気が出ないのは、脳が疲れているから
本書は、その背景にある脳のメカニズムにも触れています。
何もしていないのに疲れている。
その正体は、考えすぎです。未来への不安、過去の後悔、評価への恐れ。
それらが頭の中でぐるぐる回り続けている。
だからこそ、没頭が効きます。
没頭は「精神論」ではなく、脳の構造に沿った行為なのです。
今日1日の正解は「没頭」
では、具体的にどう過ごせばいいのか。
答えは、次の一文に集約されています。
今日やるべきことは壮大な挑戦ではありません。
メールを一本丁寧に書く。
資料を一枚磨き上げる。
30分だけ本気で考える。
やる気を待つのではなく、没頭を選ぶ。
それだけで、脳は静まり、充実感が戻ってきます。
40歳の停滞期に必要なのは、刺激ではなく集中です。
まずは、今日一つ、目の前のことに没頭してみましょう。