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「悔いなく終えられる」佐々木晶三師、感謝を胸に土田稔師も勇退


3月3日をもって引退する土田稔調教師(美浦)と佐々木晶三調教師(栗東)が、それぞれ阪神競馬場で最後の出走を終え、長年の調教師生活に幕を下ろした。

土田調教師は、阪神8Rのケアンズ(森田誠也騎手、8着)が最後の出走となった。土田調教師は、「とても楽しい調教師生活だったと思います。ここまで来られたのも皆様のおかげだと思います。これからも良い競馬ができますよう応援しております。本日はありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

一方、佐々木調教師の最後の出走は阪神9Rのエルディアブロ(団野大成騎手、6着)。「何の悔いもなく、清々しい気分で終えられることを本当に嬉しく思います」と振り返った。

「(阪神競馬場は)騎手の時に初騎乗初勝ちでゴールで手を上げて、裁決委員に最終まで怒られたことが1番記憶に残ってますし、まぐれで桜花賞を勝たせていただいたことと、タップダンスシチーとアーネストリーで宝塚記念を勝たせていただいたことも嬉しく思います。全10場での重賞勝利も嬉しかったです」と語った。

武豊と勝ったキズナ、忘れられない一頭

佐々木晶三調教師と武豊騎手
佐々木晶三調教師と武豊騎手

また、1番思い出に残る馬としてキズナの名を挙げ、「みんな残ってるんですけど、特に豊ちゃんとも勝ってましたんで、彼は「僕は帰ってきました」とおっしゃったんですけど、僕は「さよならと言います」と、今言ったんです」と述懐。

最後は「この先はファンとしてずっと馬券を買いながら負けながらファンの気持ちになろうかなと思っております。長い間、ご声援とお叱りをたくさんいただきましてありがとうございました」と締めくくった。

それぞれの立場で競馬界を支えてきた両調教師。新たな人生を歩みながら、今後も競馬を見守っていく。

提供元:競馬のおはなし

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