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「なぜかお金が貯まらない人」の習慣ワースト1


「毎日のラテをやめれば、お金は貯まる」――そんな節約論を一度は聞いたことがあるだろう。だが世界的ベストセラー『アート・オブ・スペンディングマネー』は、むしろ“小さな支出にこだわりすぎる危うさ”を指摘する。今回は本書の視点から、「小さな支出」の落とし穴を掘り下げる。(執筆:坂本実紀、構成:ダイヤモンド社書籍編集局)

お金が貯まらない人ほど、「小さな支出」にこだわりすぎる

なぜかお金が貯まらない人ほど、「小さな支出」にこだわりすぎる傾向があるという。

例えば、毎日のコンビニで買ってしまうコーヒーやカフェラテ、ちょっとした外食の出費……。

小さな支出を積み重ねると将来の大きな資産を失う、という主張は一見もっともらしい。『アート・オブ・スペンディングマネー』では、だれもがこうした無駄な小さな支出をしていることを象徴する小話が登場する。

つまり、ラテを飲んでいる女性もそれを批判した男性も、どちらもフェラーリを買えるくらいの小さな支出を積み重ねているということだ。

しかし、面白いのはここからだ。『アート・オブ・スペンディングマネー』では、「だから小さな支出にこだわろう」とは伝えていない。もちろん小さな支出も大切だが、それにこだわりすぎる“デメリット”にも触れている。

つまり、小さな支出ばかりに目を向けていると、もっと大きな支出、つまりより資産形成にダイレクトにつながるクリティカルな支出を軽視しがちになる、ということだ。

あなたが見直すべき「5つの支出」

そのうえで本書では、「大多数の人は、以下に示す一握りの支出項目が支出全体の大きな割合を占めている」として、次の5つの大きな支出を見直すべきだと伝えている。

・学費
・住宅費
・車両費
・健康保険料
・子育て費用

実は私も、もともと貯金0だったが、住宅費、保険、通信費の3つの支出を見直したところ、順調に資産形成ができるようになった。

ラテをやめるかどうかに神経を使い、こうした支出の大部分を占めるお金について深く考えないままでは、いつまでたってもお金は貯まらないのだろう。

(本原稿は、『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』(モーガン・ハウセル著・児島修訳)に関連した書き下ろし記事です)

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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