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遺伝子の差が数%しかないチンパンジーが人間と同じように言語を習得できない理由


地球上の生き物の中で、人間ほど高度に知能が発達し、「心」を持つ動物は他に存在しない。なぜ人間だけがここまで高度な発達を遂げることができたのか。脳科学の第一人者が、脳の不思議に迫る。※本稿は、津田一郎『脳から心が生まれる秘密』(幻冬舎)の一部を抜粋・編集したものです。

心を宿しているのは
地球上で人間だけ

この地球上で、おそらく心と呼べるものを持っているのは人間だけです。

ある程度の知能のある動物なら、感情らしきものはあるかもしれません。しかし人間ほど複雑な感情を持った生き物は他にいないでしょう。

さらには言葉を使って他者と複雑なコミュニケーションを取り、人と自分を重ね合わせて共感する能力や、物事を深く追求するような思考力なども人間にしかないはずです。

考えてみれば不思議なことです。霊長類、そのなかでもチンパンジーは遺伝子的に人間と数%しか違わないのに、人間とはかなり違います。知能や知性のレベルは人間のそれには及びもつきません。

以前、京都大学にあった霊長類研究所(現ヒト行動進化研究センター)というところで、霊長類学者の松沢哲郎さんの研究チームがチンパンジーの言語習得プロジェクトを行ったことがありました。

色やモノの名前を示す図形文字(○や□、|を組み合わせた図形)をチンパンジーのアイちゃんに学習させたところ、たくさん覚えることができました(注)。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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