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二流の人はタイトルを「ゼロから考える」。では一流の人はどこから考える?


資料のタイトルづけが得意な人は知っている「当たり前」
20万部のベストセラー、200冊の書籍を手がけてきた編集者・庄子錬氏。NewsPicks、noteで大バズりした「感じのいい人」の文章術を書き下ろした書籍『なぜ、あの人の文章は感じがいいのか?』(ダイヤモンド社)を上梓しました。
実は、周囲から「仕事ができる」「印象がいい」「信頼できる」と思われている人の文章には、ある共通点があります。本書では、1000人の調査と著者の10年以上にわたる編集経験から、「いまの時代に求められる、どんなシーンでも感じよく伝わる書き方」をわかりやすくお伝えしています。

定型をうまく活用すると、プロっぽい表現になる!

タイトルは、プレゼン資料、レポート、企画書、講演、セミナー、勉強会、ブログ記事など、いろんなシーンで必要です。

でも考えるのが面倒というか、苦手な人も多いと思います。

そんな人は、まずは定型に当てはめるのがおすすめです。

奇をてらう必要はありません。「なんか見たことがある」くらいのほうが読み手は瞬時に内容をイメージでき、安心感をもって中身に目を向けられます。

以下に定型表現をまとめたので参考にしてみてください。

「タイトルはセンス」と言う人はたくさんいて、それはそれで間違ってはいないと思います。
でも、一般的なビジネスシーンやウェブ記事では「凡庸じゃないか?(センスがいいか?)」よりも「わかりやすいか?」を意識すべきです。

たとえば、ぼくは以前コンサルタントが作成した資料や調査レポートのタイトルを大量に確認してフィードバックしていた時期があるのですが、こんな感じのタイトルをよく見かけました。

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地政学リスク対応型サプライチェーンのレジリエンス構築における戦略的調達モデルのフレームワーク
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悪気はないのだと思います。難解な表現を重ねることで、知的な印象を与えつつ、内容への具体的な指摘を避けられる――そんな無意識の防衛本能が働いたのかもしれません。

でも、長い。長すぎます。それにカタカナ言葉が多いし、係り受けが複雑です。「読んでもらいたい」「わかってもらいたい」と思うなら、このタイトルは避けるべきでしょう。

じゃあどう変えるべきか。意識すべきは大きく4点です。

1 誰に伝えたいのか?
2 なにを伝えたいのか?
3 なにが独自性なのか?
4 1〜3を「定型」と組み合わせられないか?

たとえば、「経営層向け」に「地政学リスクの観点でサプライチェーン戦略の見直しが必要」であることを伝えたくて、「グローバル調査結果をふまえた解説」であることが独自性なら、次のようなタイトルはどうでしょうか。

案1:グローバル最新調査から見る「地政学リスクとサプライチェーン戦略」
案2:地政学リスク時代のサプライチェーン戦略【グローバル100社調査】
案3:世界が考える「地政学リスクとサプライチェーン戦略」のポイント

案1と案2では、メインテーマである「地政学リスク」や「サプライチェーン戦略」云々を最初か最後に入れて、目立つようにしています。

また案1は「最新」、案2は「時代」、案3は「ポイント」という先ほど紹介した表内の定型表現を使っています。

いずれもウェブ記事や新聞広告、帯のコピーなどいろんな場面でよく使われる表現ですよね。

こういう定型表現と3点(いずれかでもOK)を組み合わせると、誰でもすぐにそれっぽいタイトルにできます。

※この連載では、『なぜ、あの人の文章は感じがいいのか?』庄子 錬(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集して掲載します。

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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