終わらない神話
3代目にして日本で初めて正規販売される「レクサスGX」。上には「LX」、下には「ランクル」という確固たる存在がいるわけだが、そこに割って入るGXとはどんなキャラクターの持ち主なのだろうか。“オーバートレイル+”をドライブして検証した。
4モデルでラダーフレームを共有
いまのレクサスから1台選ぶとしたら、やっぱりこれでしょ。と、「レクサスGX550“オーバートレイル+”」で芦ノ湖スカイラインを走りながら思った。こういうのをカリスマと呼ぶのだ、きっと。
その成り立ちをごく簡単に紹介すれば、「トヨタ・ランドクルーザー“250”」のレクサス版である。ランクル“250”は人気がありすぎて国内での受注が停止になっている「ランドクルーザー“300”」の弟分で、弟分といっても骨格はまったく同じ。GA-Fプラットフォームなるラダーフレームの上に、ちょっぴりリアのオーバーハングを切り詰めたボディーを載せ、ガソリンもディーゼルも、あえて(おそらく)4気筒にとどめることで鼻先を軽くして、オフロード性能を“300”以上に引き上げた本格クロスカントリー4×4である。そのランクル“250”のレクサス版たるGXは、内外装と装備の違いにとどまらず、ガソリンの3.4リッターV6ツインターボエンジンがパワーユニットに選ばれている!
ランクル“300”のほか、「レクサスLX」でもおなじみ、排気量3444ccのV35A-FTSユニットは、2つのターボチャージャーでもって最高出力353PS/4800-5200rpmと最大トルク650N・m/2000-3600rpmを発生。ランクル“250”は、2.7リッターのガソリンで163PSと246N・m、2.8リッターのディーゼルで204PSと500N・mだから、その差は歴然。レクサスだから、動力性能だけでなく、快適性も大いに期待できる。...