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「不義理をしない界隈の人」が一生悩まない最強すぎる理由とは?


ずば抜けて実務能力が高くなくても人より成果を上げられる人は何が違うのか。
今、ビジネスパーソンから経営者まで数多くの相談を受けている“悩み「解消」のスペシャリスト”、北の達人コーポレーション・木下勝寿社長の『「悩まない人」の考え方』と『時間最短化、成果最大化の法則』がベストセラーとなっている。
木下氏は「私は実務能力がずば抜けて高いわけでない。だが@悩んでいる時間の短さとAタスク管理能力の高さだけは突出しているかもしれない」という。@とAにそれぞれ対応したのが上記2冊。そこで「ここ20年以上悩んでいない」という著者を直撃。今回は「不義理に関する興味深い論考」だ。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)

プロの詐欺集団に全財産を略奪された話

リクルート出身(といっても、私はリクルート時代、まったく結果が出せなかった)の私のまわりには起業して上場した人が何人もいる。

だから、「北の達人」が上場したときは嬉しかったが、特別な感情はなかった。上場企業の社長がまわりにたくさんいると、それが当たり前の「風景」のようになるからだ。

リクルートを卒業し、2000年にたった一人で起業した後、2012年に札幌証券取引所新興市場「アンビシャス」、2013年に札幌証券取引所本則市場(通常市場)、2014年に東京証券取引所の市場第二部(東証二部)、2015年東証一部(現プライム)と史上初の4年連続上場し、2017年、時価総額1000億円となった。

こう書くとすべてが順調に見える。
だが、私は33歳のとき、起業2年目に全財産を失う詐欺に遭った。

事前にかなり警戒していたにもかかわらず、プロの詐欺集団にやられたのだ。

その瞬間、私は詐欺師が憎くてたまらなかった。
同時にあれだけ気をつけていたのに、詐欺を見抜けなかった自分にも腹が立った。

脳の中にインストールしていた「思考アルゴリズム」

だが、その感情は1時間もたたずに露と消えた。

その当時から、「起きている出来事」と「その解釈」を切り分ける思考アルゴリズム(考え方のクセ)を脳の中にインストールしていたからだ。

だが、私の友人たちはそんなことを知らない。
私が詐欺に遭ったことを聞いた人たちは、本気で私をなぐさめようとした。

だが、私はちっとも落ち込んでいない。次なる一手を考えていた。
何人もなぐさめてくれるようになると、最後には面倒くさくなって落ち込んでいるフリをしていたほどだった。

9割の人が知らない
「不義理をしない人界隈」にあるもの

私は自分が成功したとも思っていない。
まだまだ社員とともに成し遂げたいことがある。

だが、最近、若い起業家の人たちや若手ビジネスパーソンから、

「たった一人で起業してこれまでやってきた中で、
これだけはずっとやり続けてきた、というものはありますか?」

という質問を受け、ハッとした。

パッと浮かんできたのは、「不義理は絶対しない」ということだった。
私の身のまわりには「不義理をしない界隈」というものがある。

これは、「この人ならどんなことがあっても不義理をしない」という人の集まりをいう。
私は彼らといると妙な安心感とやすらぎを覚える。

よくビジネスの世界では、「GIVE&TAKE」と言われるが、私はどちらかというと、「GIVE& GIVE」。

人を出し抜いて成功してやろうというより、ライバルにすら情報を与えて与えて与えまくるほうが性に合っている。極めてオープンなのだ。

「不義理をしない界隈」の人たちから頼まれ事があると、これまでも優先順位を上げて応えてきたし、極力不義理だけはしまいと思ってきた。

すると、同じような価値観の人が集まり、不義理をしない善循環が起こるようになる。不義理をしなくなるとなぜか悩まなくなるのだ。

これには長年の信頼の積み重ねが必要となるが、不義理をしない人と長年一緒にいると、「平気で不義理をする人」と「絶対に不義理をしない人」を見抜く嗅覚が磨かれてくる。

この人は自分の前ではいいことを言っているが、きっと後から不義理をするだろうと思った人はたいてい不義理をして「不義理をしない界隈」からいなくなる。

「1人に損して1000人に得せよの法則」

長年、不義理をしない人はずっと不義理をしないので、その界隈の人たちから「信頼貯金」を着々と積み上げている。

今回の話を法則化するとすれば、「1人に損して1000人に得せよの法則」となる。

多くの人たちがその場しのぎの「損得勘定」でビジネスを行っているが、それだと長く続かないし、ずっと活躍できない。

もっと多くの人たちが、「自分が損してもいいから相手には得させると」いうスタンスで、どんどん「不義理をしない界隈」に出没してくると面白い世の中になる。

「不義理をしない界隈」には善良な大金が高速回転している。

今後何があっても不義理はしない習慣を1年くらい続けていくと、1年後あたりから一生お金に困らないゾーンに入ってくるだろう。

ぜひ短期の「損得」ではなく、長期の「不義理をしない」という発想で今日から人間関係を変えてみてはいかがだろうか。

(本稿は『「悩まない人」の考え方――1日1つインストールする一生悩まない最強スキル30』の著者による書き下ろし記事です。)

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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