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アルピーヌA290 GTS(FWD)【海外試乗記】


新しいフレンチタッチ

「アルピーヌA290」をスペインでドライブ。中身は前輪駆動の電気自動車でありながら、その乗り味には現行の「A110」をはじめとした歴代モデルが紡いできた味わいが確かに感じられる。電動化時代のアルピーヌの行く末が楽しみになる意欲作だ。

次世代ラインナップの端緒

2024年の秋口、スペインのマヨルカ島でアルピーヌA290に試乗してきた。じつをいってこれほど事前に緊張したというか、うっすらストレスすら感じて向かった試乗の機会もなかった。6月に発表会で実車に相まみえていたとはいえ、アルピーヌというフランスの歴史的コンストラクターがいよいよ本気で仕上げてきたBEVの市販バージョンに、多大な期待を抱く一方で一抹の不安を感じないでもなかったからだ。

ご存じのとおり、1955年にジャン・レデレが「ルノー4CV」をベースにしたスポーツカーで創業したアルピーヌは、1970年代初頭に当時のルノー公団にゴルディーニとともに吸収合併され、ルノー・スポールの礎を築いた後、2017年にミドシップで「A110」を復活(日本市場投入は2018年)。単一車種コンストラクターながらここ数年のルノーの再構築ストラテジーのなかで、グループにおけるプレミアムブランドのポジションを担うまでになり、「ドリームガレージコンセプト」の下に3台のBEVを次世代ラインナップの中核とする計画を打ち出した。その端緒となるモデルが、今回のA290なのだ。

現地に到着した初日、早々に小一時間ばかり試乗するスケジュールだった。努めて冷静を装いつつ割り当てられた車両にいそいそと乗り込み、内装の感触を確かめながら公道へ繰り出した。最初の数kmで、長旅の疲れとストレスが一気に瓦解(がかい)するほど、ひとりでに口元から笑みが漏れてきた。BEVか内燃機関かという区分けすら不要と思わせるほどに、A290は確かにアルピーヌだったのだ。...

提供元:webCG

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