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【副業コンサルは知っている】副業が本業に与える意外な3つのメリット


Photo: Adobe Stock
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副業コンサルタントとして、主宰の副業・起業スクールで多くの副業家を輩出・支援してきた下釜創氏は、「一生後悔しない副業の始め方、選び方、続け方」があると言う。下釜氏のはじめての書籍『やりたいことは「副業」で実現しなさい』では、「あなたのなかにすでにあるスキル、眠っているスキルを活かした副業」を目指そうと説く。本連載では、話題の書の中から具体的なスキル、考え方を紹介していく。今回は、「副業が本業に与える意外な3つのメリット」についてです。

副業を始めると、本業のパフォーマンスが上がります

副業未経験者には、「副業を始めると心身に余裕がなくなり、会社での本業のパフォーマンスが落ちるのではないか」という不安を口にする人もいます。

でも、それは杞憂。むしろ、会社員が副業を始めると、本業もうまく回るようになるのです。本業で壁にぶつかっているタイプは、副業が停滞を打破する突破口になる可能性すらあります。

副業が本業に与えるメリットには、次の3つがあります。

?メンタル面でのメリット
?タイムマネジメント面でのメリット
?人脈面でのメリット

?メンタル面でのメリット

日本経済の先行きは安心していられる状況ではありません。

そうした現状に不安やストレスを感じていると、うわの空になって本業に没頭できなくなり、ケアレスミスが増えてきますし、仕事に向き合うモチベーションも下がります。

「自分には本業以外に副業もあるから」という安心感があると、将来に対する漠然とした不安やストレスから解放されるようになり、心にゆとりが生まれます。

それにより、本業にはこれまで以上に心置きなく打ち込めるようになります。ケアレスミスだって減ってくることでしょう。

会社員としてのパフォーマンスが上がり、組織のなかでの評価が高まると、企業の業績が悪くなっても容易にリストラされず、次なる成長を担い、組織の屋台骨を支えるコア人材として地位が保証されることだって考えられます。

こうして副業が本業を助けてくれるのです。

?タイムマネジメント面でのメリット

未経験者の多くは、「本業だけでも忙しくて手一杯なのに、副業なんてする時間の余裕はない!」と言いますが、いざ始めてみると、本業&副業のダブルワークも余裕でこなせるようになります。

その理由は、タイムマネジメントが上手になるから。

日本の労働生産性は先進国で最低レベルですが、その要因の一つは労働時間が長いことにあります。働き方改革を進めている真っ最中とはいえ、まだまだ諸外国と比べると労働時間は長いままなのです。

言い方は悪いですが、ダラダラと働くことが習慣になっている会社員は少なくないのです。

いざ副業をはじめると、用もないのにオフィスにダラダラと長居をするのは無駄。1日24時間という限られた時間を有効活用し、副業に充てる時間を捻出しようとします。そのプロセスでタイムマネジメントが上手になるのです。まさに「必要は発明の母」です。

タイムマネジメントが上手になると、本業もテキパキと効率的にこなせるようになり、上司や組織からの高評価にもつながるでしょう。

?人脈面でのメリット

副業を始めると、本業では出会えないような分野の人と知り合えるようになり、人脈が一気に広がります。

そうした新たなネットワークを介して得られた知見の数々は、本業にもフィードバックされます。また、異なる人脈ネットワークとの交流で培われるコミュニケーション能力や人間力は、本業にも大いに活かせるはずです。

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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