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メルセデスAMG SL63 4MATIC+(4WD/9AT)【試乗記】


ママ、店の雰囲気変わったね

先に導入された4気筒モデルの評判もよかったものの、やはりメルセデスの「SL」といえばV8モデルこそが常道にして王道だ。メルセデスAMGブランドにスピンアウトし、より運動性能を追求した7代目。その仕上がりやいかに!?

新型はソフトトップに

SLといえばメルセデスのフラッグシップスポーツにして、オープンカーの王として君臨したモデル。と、そこに暗雲が垂れ込めたのは2000年代に入ってからのことだ。剛性や耐候性、開閉方法などオープンカーの基本性能が高まっていくなか、スポーツブランドやハイブランドがオープンモデルを続々と投入。その波にもまれたことに加えて、身内からも「Sクラス クーペ」の「カブリオレ」や「AMG GTC」などをかぶせられるなど、近年、SLを取り巻く環境はかなり気の毒なことになっていた。

これらの変化を織り込みながら、SLは現行の7代目R232型で立ち位置を大きく変えている。まず、開発がAMGに委ねられ、サブブランドであるメルセデスAMGの銘柄へと移行した。それを示すべく、ノーズ端のエンブレムはスリーポインテッドスターではなく、創業地アファルターバッハの紋章とバルブ類とを織り込んだAMG独自のものが配される。

屋根はR230〜R231型と続いたバリオルーフから幌(ほろ)に戻されて、可動部や格納部の省スペース化によって2+2のパッケージを実現している。メタルトップで先駆けたがゆえ、耐候性が格段に向上した幌屋根を用いるライバルに対してむしろ弱点となっていた部分が、先祖返りすることで改められたかたちだ。

ちなみに日本ではずっと2座として売られていたSLだが、3代目R107や4代目R129の時代には、仕向け地によってはリアに子供向けともいえる2座を備えた仕様も設定されていた。新型でももちろんそのスペースは大人向けではなくジャケットや手荷物を放り込んでおく場所くらいに考えておいたほうがよく、座る場合の乗員の身長は150cmまでとのただし書きが加えられている。...

提供元:webCG

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