2023年6月15日(現地時間)にオーストリア・インスブルックにて「IFSC ボルダーワールドカップ インスブルック」が開催された。優勝は東京五輪金メダリストであるヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)が、圧巻の全課題クリアで金メダルを手にした。日本からが野中生萌、伊藤ふたば、森秋彩、の3人が決勝に進出し野中が3位で銅メダルを獲得した。
またボルダーW杯は今大会にてシーズン全日程が終了となり、年間ランキングも決定した。
1位は今シーズンで2度の優勝を掴んだナタリア・グロスマン(アメリカ)、2位には野中生萌が日本勢トップでランクインした。
今大会の決勝に進出した6人のうち半数の3名が日本人選手であり、日本勢が選手層の厚さを見せつけた。そして1課題目から4名が完登し、ハイレベルな攻防が繰り広げられる。第2課題でも5名が完登し、うち4名が一撃で課題をクリアした。
しかし第3課題では難関な課題に対して多くの選手が苦しむかたちとなった。その中でもヤンヤ・ガンブレットは唯一の完登を記録し、優勝に大きく一歩近づいた。最終課題でも圧巻のパフォーマンスで課題を一撃、優勝を確定させた。彼女の目には涙があふれ会場からは大きな歓声が送られた。
その直後に登場した野中は、課題をクリアすることは出来なかったがゾーン獲得で3位につけた。後続の選手が野中の順位を上回ることはなく、野中の銅メダル獲得も決定した。
今シーズンの年間ランキングはナタリア・グロスマンが1位に輝き、見事年間ランキング3連覇を達成した。2位には野中生萌が入り、3位はブルック・ラバトゥ(アメリカ)となった。
明日17日(日本時間)は男子の決勝が行われる。現在(6月15日 19:24時点) の男子年間ランキングでは楢崎智亜が2位、安楽宙斗が3位となっており今大会の結果次第では十分年間優勝を狙える順位である。
選手たちの活躍に期待して、引き続きボルダーW杯最終戦に注目していきたい。
日本人選手 結果