上司や先輩など、誰かから何らかのアドバイスをもらうことはよくあります。
仕事のことからプライベートに関することまで、さまざまなアドバイスをもらうことがあるでしょう。
実は、アドバイスをもらったときは、「あの人はすごい」「あの人は優秀だ」「あの人は違うね」と相手を驚かせ、感心させるチャンスでもあります。何をすれば、確実に評価されるのでしょうか?
そこで、30代で経営者歴10年以上、『20代が仕事で大切にしたいこと』著者の飯塚勇太氏に、アドバイスをもらったときに「やると必ず評価される2つのこと」について伺いました。
(編集/和田史子)
アドバイスは「即実行+即報告」
以前の記事でもお伝えしましたが、一瞬で終わる仕事は、一瞬で終わらせる。これが基本です。
「すぐにやる」は、コミュニケーションにおいても非常にコスパのいい行為です。
サイバーエージェントで内定者アルバイトとして働いていた頃、ある社員(後に私の上司となる人でした)から、
「会社の近くに家を借りたほうがいい。多少、家賃は高いかもしれないけれど、仕事の効率が高まる。すぐに給料は上がって、高い家賃の元は取れる。結果的にコストパフォーマンスはすごく高いよ」
とアドバイスされたことがあります。
「なるほど」と納得した私は、その週のうちに新居を探し、すぐに引っ越しをすませました。
私にアドバイスをした社員は、翌週の「引っ越しました」報告にまず驚き、そしてとても喜んでくれました。
アドバイスは即、実行するに限ります。
アドバイスをした人が、そのアドバイスを覚えているうちに実行するのがポイントです。
アドバイスを聞いてから実行までのスピードが、すなわち「本気度」です。
そもそも、アドバイスを受けたら、全員が実行するわけではありません。
その場で「ありがとうございます」と言って終わることがほとんどです。
つまり、実行する人はそれほど多くありません。
「すぐに」実行する人となると、さらに数が絞られます。
だからこそ、圧倒的なスピードで実行に移すことで、あなたの「本気度」は強烈に印象に残ります。
「あの若手はやるなぁ」などとプラス評価につながることも多々あります。
冷静に考えてみてください。
アドバイスをすぐに実行したことで得をしたのは自分です。
あくまで自分のためにしたことにすぎません。
なのに相手からの評価もアップしてしまう。
これって、すごいことだと思いませんか?
実行したらすぐに報告する
「実行」と同じくらい重要なのが「報告」です。
「報・連・相」は「報告」が一番大事だと以前の記事でお伝えしました。
アドバイスを即実行したら、即報告しましょう。
仮に私が、社員からのアドバイスを即、実行に移して家を引っ越したのに、そのまま社員に「あなたのアドバイスを実行して引っ越しました」と報告しなかったらどうでしょうか。
私にアドバイスをした社員は、私がそのアドバイスを実行したのか、それとも実行していないのか、わからないままです。
肝心の「本気度」が相手に伝わりません。実にもったいないことです。
「実行すること」がゴールではありません。
実行した後で「報告すること」がゴールなのです。
(飯塚勇太著『20代が仕事で大切にしたいこと』から一部を抜粋・改変しています)