これが定番の頼もしさ
マイナーチェンジしたメルセデス・ベンツのCセグメントMPV「Bクラス」に試乗。ブラッシュアップされた内外装デザインや「Sクラス」譲りの最新デジタルデバイスなどによって、ファミリー向けといわれるコンパクトハッチはいかなる進化を遂げたのか。
過去には「Aクラス」以上に売れた時期も
メルセデス・ベンツのエントリーモデルといえば、25年以上の歴史を持つ「Aクラス」であるが、これをベースにさらに余裕あるスペースを有するちょっとぜいたくなモデルがBクラスだ。2代目Aクラスの時代に登場した初代Bクラスは、Aクラスより長いホイールベースや高めの全高のおかげでより広い室内スペースを確保。日本でもファミリー層からの支持を集め、Aクラスの2倍のセールスを誇った時期もあったという。
2代目以降のBクラスは、全高が高めという特徴を受け継ぎながらも、ホイールベースはAクラスと同一になり、さらに現行の3代目では全長がハッチバックのAクラスとほぼ同じになった。
そんなBクラスが、基本設計を共有するAクラスとともにマイナーチェンジされた。Aクラス同様、1.3リッター直4ガソリンターボの「B180」と2リッター直4ディーゼルターボの「B200d」をラインナップする。
今回、プレス向け試乗会でステアリング握ったB200dの車両本体価格は573万円で、これは「A200d」の558万円や「A200dセダン」の570万円より、少し高めの設定である。さらにその試乗車両には、39万2000円のメーカーオプション「AMGラインパッケージ」が装着されていた。「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」や「アドバンスドパッケージ」といったその他オプションを含む車両価格は、実に695万4000円である。...