世界に通じる大吟醸
ボディー剛性の強化や足まわりの再セッティングが実施された「レクサスUX」。純ガソリンエンジン搭載のスポーティーバージョン「UX200“Fスポーツ”」に試乗し、トヨタテクニカルセンター下山で徹底的に磨き込んだという、その走りを確かめた。
狙いは機能の最適化
レクサスのSUVのラインナップにおいて、大きいほうから「LX」「RX」と並ぶのはわかるとして、時々どっちが大きいんだっけと考えてしまうのが「NX」とUX。NXの全長が4660mm、UXが4495mmだから、UXがレクサスのSUVの末っ子ということになる。
いまのレクサスは「Always on」という考え方に基づいて、マイナーチェンジなどのタイミングにこだわらず、新しい技術や知見を投入して、順次改良を進めているという。2018年に登場したレクサスUXにも改良が加えられてきたけれど、デビューから4年のこのタイミングでやや大がかりな変更を受けた。
ただし、外観は改良前と変わらないように見える。デビューから4年、見た目に新鮮味を与えるために、ヘッドランプやフロントグリルに手を加えるような小細工をしていないところに好感を持つ。オリジナルの造形に自信があることの証しだろう。
乗り込むと、センターコンソールの液晶タッチパネルが大型化していることに気づく。資料によると12.3インチとのことで、なかなかの存在感だ。
また、シフトセレクターの左隣にあったタッチパッド式の「リモートタッチ」がなくなり、“さら地”となった場所にはシートヒーター/ベンチレーションとステアリングヒーターのスイッチが配置された。また、この区画整理によって、センターコンソールの使いやすい場所にUSBコネクター(タイプC)が設置されるようになった。
いまいち使いにくかったリモートタッチを廃止し、液晶タッチパネルの操作性が上がりUSBコネクターが追加されるなど、インテリアもマイチェンのためのマイチェンではなく、機能の最適化が狙いだ。...