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ヒョンデ・アイオニック5ラウンジAWD(4WD)【試乗記】


無敵のニューフェイス

日本再上陸で話題のヒョンデ(旧称:ヒュンダイ)だが、再上陸したことではなく、クルマの仕上がりがもっと話題になってもいいのではないか。電気自動車「アイオニック5」の最上級グレード「ラウンジAWD」はほとんど文句なしの出来栄えだった。

韓国初のオリジナル乗用車をオマージュ

ヒョンデ・アイオニック5はなんか違う。これまでのクルマとなんか違うのだ。まだまだ圧倒的多数を占める内燃機関車ではない純粋な電気自動車という意味ではない。日本に再進出したばかりで新鮮という意味でもない。いやそうした事実も関係がないわけではないが、もっと根本的に、見て乗って走らせて感じる開発コンセプトが、他のクルマとは異なるように思えた。そして、めちゃくちゃ気に入った。

試乗したのは、ラインナップ中、最も高価なラウンジAWD。カタログには「画像の最小単位であるデジタルピクセルにアナログな感性を加えた『パラメトリックピクセル』は、オリジナルPONYのDNAを今に受け継ぎ、IONIQ 5ならではの独創的なデザインとして生まれました。」とある。ヘッドランプのLEDの四角い縁取りや、ニュースが流れる初期のデジタルサイネージのようなリアコンビランプなど、随所にピクセルのモチーフが使われている。

ちなみに「PONY(ポニー)」とは1975年発売のヒョンデ初、つまり韓国初の独自開発乗用車のこと。日本人における1955年の「トヨペット・クラウン」あたりの位置づけか。韓国にも「漢江の奇跡」と呼ばれる高度成長期があるが、ポニーによるヒョンデ躍進はそのけん引役だったのだろう。

話を戻そう。ピクセル祭り状態の前後ランプデザインを結ぶボディー全体は丸みを帯びているが、ところどころにシャープなキャラクターラインが入っていて、サイバーカブトガニのようだ。試乗車のボディーカラーがその名も「グラビティゴールドマット」だったので余計にそう見えた。...

提供元:webCG

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