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スズキ・エスクード(4WD/6AT)【試乗記】


熱心なファンもこれなら納得

販売を休止していた「スズキ・エスクード」が、ハイブリッド車になってカムバック! 欧州製コンパクトを思わせる走りの楽しさで好評を博していた小型SUVは、スズキ独自のハイブリッドシステムを得てどのように進化したのか? その仕上がりをチェックした。

“空白の7カ月”の真相

この2022年4月に同車初のハイブリッドが発売されたエスクードだが(参照)、じつは約7カ月にわたって、販売がストップしていたことをご承知のファンもおられるだろう。それまで販売されていた1.4リッターターボは、次の展開が不明のまま昨2021年春に輸入が途絶え、その在庫が尽きた同年9月に販売終了となっていたのだ。4代目エスクードそのものも、その時点で発売から約6年が経過しており、「エスクードもこのまま終焉か?」と悲しむ“スズ菌患者=熱心なスズキファン”も少なくなかった。

というわけで、今回のハイブリッドはエスクードの最新情報をリアルタイムで追いかけていた向きには“まさかの復活劇”でもある。ただ、その経緯をスズキ広報部に聞いてみると、一時的な販売ストップは本来の意図したところではなかったそうだ。

というのも、エスクード(欧州名「ビターラ」)は日本向けも含めてハンガリーで生産されている。日本での販売目標は年間1200台だが、欧州市場では昨2021年に5万5000台以上、全盛期には年間7〜8万台を売り上げる“和製欧州車”というか“和名欧州車?”とでも呼ぶべき存在なのである。

よって商品計画も欧州が最優先。厳しさを増す排ガス・燃費規制への対応も、まずは欧州で主力になる1.4リッターターボの48Vマイルドハイブリッド化を先行させ、フルハイブリッドの開発は後回しとなったのだ。2020〜2021年といえば、規制強化と新型コロナのダブルパンチで、欧州では規制対応が間に合わずに販売ストップする車種が続出した。エスクードの一時販売ストップもそのあおり……というのが現実のようだ。もっとも、この1.5リッターフルハイブリッドは欧州仕様のビターラにも用意されており、昨今のEUの動向を見るに、今後は欧州でもフルハイブリッドの存在感が増す可能性もなくはない。...

提供元:webCG

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