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ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P300e(4WD/8AT)【試乗記】


お見事!

当初からスポーツカーのような乗り味で評判だった「ジャガーEペース」だが、遅れてやってきたプラグインハイブリッドモデルは、いい意味でまさに別物の感がある。最新のシャシーと電動パワートレインが織りなす走りの印象をリポートする。

賞味期限は短い

ジャガーは急速な電動化に突き進んでいる欧州勢でも、もっとも野心的な戦略を標榜するブランドだ。なにせ、2025年までに全車を電気自動車(BEV)化するとしているのだ。2025年といえば、あと3年である!

今のジャガーは少数精鋭型のラインナップなので、いざとなれば世代交代は一気に完了するのかもしれない。しかし、2022年5月現在、ジャガーのBEVは「Iペース」の1種類しかない。昨2021年5月にはジャガー初のPHEVも登場したが、彼らのBEV計画に変更がなければ、それとて短命モデルに終わる可能性が高い。

というわけで、今回試乗したのが、そんなジャガー初のPHEVとなるEペースである。EペースのPHEVは日本ではまず「PHEVローンチエディション」として20台限定で発売された後、2022年モデルから「P300e R-DYNAMIC」というグレード名で、カタログモデルに昇格した。

動力システムの原理や基本構成は、ボルボの「60」系やジープのFF系モデルである「レネゲード」や「チェロキー」のPHEVと酷似する。フロントにベルト駆動マイルドハイブリッドを組み合わせたエンジンを置いて、リアにモーターを追加した4WDレイアウトだ。エンジンを停止したBEV走行時には、ボルボやジープと同じく後輪駆動となる。

心臓部となるのは初上陸の1.5リッター3気筒ターボ。ジャガー・ランドローバーの「インジニウム」シリーズとシリンダーレシオを共有するモジュラー設計エンジンで、単独での最高出力は200PS。そこに専用8段ATと約54PSのスターター兼発電機、そして約109PSのリアモーターを組み合わせる。合計したシステム出力は309PS(=300PS強)だそうで、それが「P300e」というグレード数字の由来ともなっている。

電池容量は15kWhで、一充電のBEV航続距離はローンチエディション時のメーカー公称値では55kmになっている。...

提供元:webCG

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