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輸入車チョイ乗りリポート 第5回:見た目で選んで何が悪い


ここを語りたくなる

JAIA輸入車試乗会の会場に並んだモデルのなかから、webCG櫻井が選んだのは「ジープ・グランドチェロキーL」「ポルシェ・タイカン4クロスツーリスモ」「BMW M440i xDriveグランクーペ」「メルセデス・ベンツA250eセダン」の4台。その語りたくなるポイントとは?

SUVはアメリカに限る ジープ・グランドチェロキーLサミットリザーブ……999万円

ずいぶん前の話になるが、某アメリカンSUVのフルモデルチェンジに合わせてカリフォルニアで開催された国際試乗会に参加した。日本人のアテンドはなく、海外メディアと一緒にプログラムを(半ば自由に)消化するというもので、一般道やフリーウェイ、そして山中に用意されたタフなオフロードコースにおいて、丸2日にわたって新型車を試すことができた。

そのオフロードコースには某アメリカンSUVの比較車両として、前年にひと足早くフルモデルチェンジを行ったWK2型グランドチェロキーの下位グレードが用意されていた。主役の新型SUVは最新のテレインマネージメントシステム付きで、グラチェロはどう見ても当て馬。とても人間が登れないような岩だらけの坂道を乗り比べさせ、「ほらね、ウチのほうがスゴイでしょ?」と言いたかったのだろうが、どうしてどうしてグラチェロの登坂能力やガレ場での走破性をあらためて印象づける結果となった(ただし乗り比べ自体は引き分け)。

そんな思い出を忘却のかなたに吹き飛ばすかのごとく、新型グラチェロは大きく高級になった。軽快感という言葉は見当たらず、きっとモハベ砂漠あたりに忘れてきたのだろう。全長だけに注目すれば従来型よりも300mm以上拡大しているし、インテリアのつくり込みもライバルとして想定されるメルセデスの「GLS」やBMWの「X7」に引けを取らない。実用的な3列目シートが備わるのも、それが必要なユーザーにとっては魅力的なポイントだろう。

最高出力286PSの3.6リッターV6で大丈夫なのかという懸念は、アクセルペダルに乗る右足に軽く力を込めるだけで払しょくできた。8段ATとのマッチングもいいし、トランスファーに副変速機を備えるフルタイム4WDシステム「クォドラトラックII」が、ジープ伝統の悪路走破性を担保している。

チョイ乗りでもわかるのは運転席からの眺めがよく、思いのほか扱いやすいということだ。もちろん絶対的なボリュームは先代の比ではないから注意は必要で、後方やボディー下方はカメラに頼ることになるが、グラチェロの基本的な視界のよさは文句ナシだ。きっと、オフロード走行で何が重要なのかを熟知しているジープならではのノウハウであり伝統なのだろう。

FCAが開発を主導したアルファ・ロメオの「ジュリア」や「ステルヴィオ」が使用する「ジョルジョ」プラットフォームをグラチェロも用いているというが、ジープらしいタフなエクステリアデザインはもちろんのこと、乗り味もしっかりアメリカン。欧州プレミアムSUVも魅力的だが “SUVはアメリカに限る”と『目黒のさんま』に登場するお殿さまのように独り言つのであった。

【スペック】 全長×全幅×全高=5200×1980×1795mm/ホイールベース=3090mm/車重=2250kg/駆動方式=4WD/エンジン=3.6リッターV6 DOHC 24バルブ(最高出力:286PS/6400rpm、最大トルク:344N・m/4000rpm)/トランスミッション=8AT/燃費=7.7km/リッター(WLTCモード)/価格=999万円...

提供元:webCG

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