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BMWアルピナB8グランクーペ(4WD/8AT)【試乗記】


秘伝のレシピ

最高出力621PSを誇る、BMWアルピナのフラッグシップモデル「B8グランクーペ」が上陸。1982年に登場し、かつて“世界一美しいクーペ”と称されたE24型「B7Sターボクーペ」をルーツとする、最新4ドアクーペの走りやいかに。

アルピナらしさでも最上級

アルピナに試乗できる機会はそう多くはなく、これまでの自動車雑誌編集者とモータージャーナリスト人生のなかでもしっかり乗れたのは両手の指で足りるぐらいだと思う。

乗るたびに「まいりました」と脱帽させられてきたのだが、最新のB8グランクーペもまたあきれるほどに良かった。いつものワインディングロードを一往復、時間にすれば30分程度のなかで「これこれっ!」と自分の膝をたたきまくりすぎて、膝の皿こと膝蓋(しつがい)骨が割れるほどだったのである。

ただ、その良さを明確に言語化するのはなかなか難しい。最近では日本の自動車メーカーからも聞かれる“いいクルマづくり”という、曖昧にして、でもクルマ好きならなんとなくわかる職人の技みたいなものを、ステアリングホイールを握る手やシート越しのお尻や背中のセンサーからビンビンと感じるのだった。

アルピナはご存じの通りBMW車をベースに高性能車を製作するが、単なるチューナーではなく、れっきとした自動車メーカーだ。BMWの生産ラインの途中からホワイトボディーを抜いてきて、独自かつ大胆に手を加え、新たな車両識別番号を刻み込み世に送り出す。50年以上の歴史のなかでBMWと確固たる信頼関係を築いてきたが資本関係はなく、あくまで独立独歩。年間の生産台数は1700台程度にとどまる自動車メーカーとしては超スモールプレーヤーだが、その存在感の大きさはよく知られているところだ。

アルピナB8グランクーペは、1982年に30台限定で販売された「B7Sターボクーペ」や,初代「8シリーズ」がベースとなる1990年の「BMWアルピナB12 5.0クーペ/B12 5.7クーペ」、さらには2014年に登場した「B6ビターボグランクーペ」の系譜を受け継ぐモデルであるという。

ポートフォリオのなかでも、ドライビングパフォーマンスだけではなくエレガンスでも心を豊かにさせてくれる、アルピナの新たなフラッグシップたる存在である。大きさやパフォーマンスで上位にいるだけではなく、それをあえてひけらかさないという品のあるアルピナらしさでも最上級だ。

たとえば加速感。0-100km/hデータは3.4秒であり、5人乗りの4ドアクーペにとって爆発的な加速と表現してもいいのだが、実際にそれを試してみれば過剰な荒々しさはなく、あくまで上品に、息をのむ加速体験をさせてくれる。...

提供元:webCG

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