正体はスポーツカー
電動化の時代に合わせ、車体の構造からパワーユニットまで手が入れられたジャガーの都会派SUV「Eペース」。その最新型ではどんな走りが味わえるのか? ディーゼルの上級グレードに試乗して確かめた。
同じに見えて中身が違う
全長4410mm。最もボディーの短いジャガーがEペースである。「Fペース」の弟分にあたるコンパクトSUVだ。2018年に出たときは“ベイビージャガー”と呼ばれた。
4410mmといえば、「トヨタ・カローラ クロス」よりも8cm短い。だが、全幅はガッツリ1900mmある。左右ドアミラーを入れると、2088mmに達する。大型犬の子犬みたいな、日本車にはないプロポーションだ。
そのなかで、ファットな20インチタイヤが“走り”を主張する。今回あらためて接していて、骨太で筋肉質のこのスタイリングがEペースの大きな特徴であり、また魅力でもあると思った。
EペースというとEVみたいだが、ジャガーの100%EVは「Iペース」だ。まぎらわしいが、Eペースにもこのほどプラグインハイブリッドが加わった。それに対応してプラットフォーム(車台)が刷新されたのが最新型Eペースのニュースである。見た目は変わらなく見えても、骨格は新しい。
試乗したのは「D200」。これまで日本でのEペース販売の半分を占めていた「D180」に代わる2リッター4気筒ディーゼルモデルだが、204PSへのパワーアップとともに、今回、ガソリンモデルに先んじて48Vマイルドハイブリッド機構がインストールされた。...