「ボトルネック」と「非ボトルネック」
今回はどんな仕事にも共通する「ボトルネック」と「非ボトルネック」に迫る。
それぞれをわかりやすく言い換えるのであればボトルネックが「弱み」で非ボトルネックが「強み」だ。多くの企業にとってお客様にアピールしたいのは強みの部分だ。対して弱みとはなるべく向き合わずになんとか済ませたいという会社も少なくないだろう。しかし、会社の生産性を高めるためにはボトルネックが重要になるということを忘れないでほしい。
第5章でも解説をしたが、組織のスピードはボトルネックに合わせることによってはじめて正常な状態になる。エース社員がどんなに早く仕事をしたとしてもチームで働いている以上、ひとり遅れをとる社員がいればチーム全体のスピードがその社員に影響される。非ボトルネックよりもボトルネックの影響力が強いのである。
第6章のポイントはこのボトルネックこそが会社の実力であるというということだ。
前述したとおり、チーム全体の仕事のペースを左右するほどのインパクトがあるのがボトルネックだ。つまりボトルネックは現状の課題そのものであり、改善することができれば生産性もあがるのである。
多くの場面において会社や組織は強みを伸ばすことに集中してしまうが、同じぐらいボトルネックの改善をすることも重要である。あたりまえのことだが、課題の改善と強みを伸ばすことの両方を意識する必要がある。
仕事の生産性が上がらない人はぜひ、自分のボトルネックが何なのか。考えてみてほしい。