薄毛、白髪、フケ、かゆみ…。髪の悩みは、ときに人生を変えてしまいます。誰かに相談するのも勇気がいり、巷にたくさんある育毛法は、どれが効果的なのかわからない…となりがちです。『髪が増える術 成功率95%のプロが教えるすごいメソッド』(ダイヤモンド社刊)では、これまで5千人の髪や頭皮の状態を改善してきた髪のプロが、「カラダの内側から髪を元気にする」メソッドをすべて紹介しています。本記事は、本書より特別に一部を公開します。
調味料の「さしすせそ」はすべて天然にする
私は、育毛を考える人には、調味料の「さしすせそ」、つまり「さ(砂糖)」「し(塩)」「す(お酢)」「せ(しょうゆ)」「そ(味噌)」の5種類を天然のものに変えることを強くオススメしています。
その大きな理由の一つが、天然の調味料には、合成のものにはない、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵母などの、育毛に欠かせないたくさんの栄養素が含まれるからです。
たとえば、精製された白砂糖は、カリウム、カルシウム、亜鉛などのミネラル、そしてビタミンB1、B2などの栄養素がかなり取り除かれています。さらに、精製された白砂糖は、タンパク質を髪の毛に合成する働きを妨げます。甘みをつけるには、黒砂糖、てん菜糖、キビ砂糖などや、はちみつ、メープルシロップなどを使うといいでしょう。
塩も同様に、精製された食卓塩はミネラルがほとんど失われています。海水を原料とした天然のもので、しっかりと天日(太陽を浴びたもの)と風で結晶化させた塩を選ぶようにしましょう。
お酢も合成酢ではなく醸造酢を、しょうゆは原材料に大豆と塩以外の着色料や添加物を使っていないものを選びましょう。また味噌も大豆(および麦、米、酒粕)と塩だけを使った天然醸造のものがいいでしょう。
もう一つ、天然の調味料に変えることのメリットとして、調味料からは圧倒的に高いコストパフォーマンスで、育毛に必要な栄養を摂取できることがあげられます。
農薬や栄養価を気にして有機野菜を選んでも、高いコストがかかり続けることがネックになる人も多いと思います。調味料なら、一般的なものとの値段はさほど変わりませんし、長く使うことができます。
★本書では著者のオススメ調味料をご紹介しています
(本記事は『髪が増える術』辻敦哉[著]田路めぐみ[医事監修]の抜粋です)
松倉クリニック表参道医師
神奈川県出身。1997年、東京大学医学部医学科卒業。日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本頭蓋顎顔面外科学会会員、日本外科学会会員。虎の門病院外科レジデント修了後、東京大学形成外科医局に入局。帝京大学、東京大学、国立国際医療センターにて形成外科の研鑽を積み、焼津市立総合病院、国保旭中央病院にて形成外科科長を務める。その後国立がん研究センター東病院頭頸科、せんぽ東京高輪病院(現JCHO東京高輪病院)形成外科を経て、2014年より松倉クリニック表参道に勤務。美容のみならず形成外科・再建外科医としても活躍し、その幅広い臨床経験から、患者さんの状態やニーズに合わせて柔軟に治療法を選ぶ総合的な診療を得意とする。自らの薄毛経験も活かし、体全体とストレスまで考慮した総合育毛治療がクリニックでも人気を呼んでいる。