「蠱惑」という漢字を目にしたことはありますか?
小説をよく読む方などは、目にする機会が多いかもしれませんね。
「虫」の字が使われていますが、虫を表す言葉ではないのです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
(1)「蠱惑」の読み方
「蠱惑」という漢字は、「こわく」と読みます。
「惑」は「誘惑」「迷惑」という言葉に使われている漢字のため、読めた方も多いでしょう。
今回のポイントは、「蠱」が使われていることにあります。
「蠱」の読み方が「こ」であることを覚えておけば、今後もスムーズに読めますね。
それでは、「蠱惑」とはどんなことを意味するのか調べていきましょう。
(『広辞苑』より)
(2)「蠱惑」の意味
「蠱」という漢字は「虫を使ってするまじない」という意味があります。
「虫」の字が3つも使われているのは、まじないの法術に虫を使うからです。
転じて、「蠱惑」とは、まじないを使ったかのように人を魅惑するようなさまを指します。
人の心を惹きつけ惑わすことを意味する「蠱惑」は、少し危険な色気を感じさせる言葉ですね。
(『広辞苑』より)
(3)「蠱惑」の使い方
「蠱惑」の意味を理解したところで、実際にどのようなシーンで使うのでしょうか?
日常生活で使う機会は少ないかもしれませんが、小説の中などでは人物、とくに女性を表現する言葉で使用されていることが多いです。
「蠱惑的な女性」「蠱惑的な眼差し」という表現が用いられている場合は、色香にあふれる魅力的な人物であることを想像できるでしょう。
「蠱惑」の類義語には「魅惑」があります。
ですが、「蠱惑」は「魅惑」以上に人を強く惹きつけ悩ませるような強い魅力を感じさせますね。
(『広辞苑』より)
強い色気を感じさせる「蠱惑」の言葉。
人物や様子の表現のひとつですので、覚えておいて損はありません。
「蠱惑」は危険な香りを漂わせるような意味合いを感じさせるため、人物の表現には注意して使いましょう。
(恋愛jp編集部)