就活本に初めて「自己分析」の考えを取り入れた本として
13年連続大学生協第1位のベストセラーを誇る『絶対内定』シリーズ。
ただ内定をとるためだけではなく、「心から納得のいく進路が見つかる」「本当にやりたい仕事がわかる(やりたいことに気づける)」「自分らしく働ける会社と出合える」「入社してから『こんなはずじゃなかった』と後悔しない」ための1冊であることが大きな特徴だ。
キャリアデザインスクール「我究館」のもつ、9800人以上におよぶ就職・転職指導の経験を活かしたノウハウが、このシリーズには詰まっている。
コロナ禍で価値観が大きく変わるなか、会社選びも大きく変わってきている。
自分らしい働き方とは、生き方とは…、
今、じっくり自分と向き合う時間を『絶対内定』と過ごす就活生が増えている。
今回は、インターンに向けて準備しておきたい「中身」対策を3つ紹介する。
(構成/藤本健司、ダイヤモンド社・朝倉陸矢)
インターンに参加することが決まったら、服装やオンライン対策といった見た目だけでなく「中身」の準備もしよう。
今回は、特にグループワークで差がつく3つの例を紹介する。準備の量と質次第では、ほかの学生に大きな差をつけられる。
1 参加する企業の研究
2 自分の意見を持つトレーニング
3 過去に出されたワーク(課題)についての情報収集
1 参加する企業の研究
次のような情報にひもづいたテーマが、インターン中にワークとして出されることが多い。そのため、事前に情報収集をしておくと、実際のワークの際に発言できる機会が増える。
・採用ページに書いてある、その企業の「事業内容」「職種(営業・企画など)の仕事内容」欄を読む。「何をしてお金を稼いでいるのか」「それぞれの職種の人が、具体的にどのような役割を果たしているのか」を、把握しておく。
・(上場企業の場合)IR(株主・投資家情報)を読む。参加する企業が上場企業の場合は、必ずホームページ上にPDFファイルなどの形でIR資料がある。特に読んでおきたいのが「中長期経営計画」だ。その企業が3年後5年後、どこに向かおうとしているのかについて書かれている。「世界の〇〇のエリアに進出したい」「〇〇の事業部の成長率を120%にしたい」など。こうした内容と同じ課題が出されるケースがしばしば見受けられるので、調べておくと有利だ。
・直近1ヵ月の、参加企業に関するニュースを読む。日経新聞などのニュースサイトにある「サイト内検索」に参加企業名を入力、そこで出てくるニュースに目を通しておく。1ヵ月分のニュースを読んでおくと、「今」その企業が何に力を入れているのかが見えてくる。時間がない場合は、ニュースのタイトルだけを1ヵ月分読むだけでも、「この事業部のニュースが多いな」や「アジアの中でも特に〇〇国に注力しているな」といった傾向が見えてくる。
2 自分の意見を持つトレーニング
インプットした情報に関する、自分の意見を持つトレーニングをする。
ワークでは、基本的にアウトプットを求められる。企業情報を収集したら、それらについて、自分なりの意見を持つようにしたい。たとえば「A社のアジア進出は、同業他社のB社と比べて成功すると思う。なぜなら、A社の持つ技術力が……」「バイデン政権によって、〇〇業界の今後は〇〇になると思う」など。
最初は難しいかもしれないが、練習すると、だんだんと意見が持てるようになる。インターン参加の日まで、参加企業のニュースで、1日ひとつ、考えをまとめてみよう。「ニュースチェック→意見をまとめる」を毎日10分だけ行うなど、無理のない方法でやってみるのがおすすめだ。
また、インターン参加中の発言はコンパクトにすることが大切。「結論ファースト」を常に意識して、「私は〇〇と思います。なぜなら……」と、結論→根拠と自分の考えをアウトプットできるようにしたい。トレーニング中も常にこの順番で自分の思考を整理していこう。
3 過去に出されたワークについての情報収集
昨年はどのようなワークだったのか、「外資就活ドットコム」「ONE CAREER」「unistyle」などの情報サイトを使って情報収集しよう。「〇〇業界の今後のビジネス展開について考える」といったテーマを知ることはもちろんだが、「3日目に社員に質問できる時間がある」といった、ワークに関して知っておくとよさそうな情報が得られることも。
テーマがわかった場合は、それに関連した情報のニュース検索を重点的に行う。ワークの流れがわかる場合は、「3日目に質問できるなら、1日目に情報収集、2日目にまとめ、3日目にフィードバックをもらって4日目に修正、5日目に発表だな」など、参加中のスケジュールを自分なりにイメージしておこう。
(本稿は、『絶対内定2023-2025 インターンシップ』『絶対内定2023 自己分析とキャリアデザインの描き方』を抜粋、再構成したものです)...