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【弁護士が解説】就職・転職時のトラブル、「約束より給料が3万少ない!」「試用期間を延長されて…」労働契約の注意点は?
おかしいと思ったら? 弁護士が勧める注意点や相談方法
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「罰則というところまでいかなくても、労働基準監督署は、法律違反について、必要な指導・助言をしたり、雇主に報告を求めたりすることが可能ですので、これはおかしいのではないかと思ったら、一度お近くの相談窓口へ相談してみてください」
――やはり書面をきちんと確認することが本当に重要になりますね。
「おかしいと思ったらその場でサインをしてはいけません。“この場ですぐにサインをしなさい”というのは“怪しい”です。これは退職の時も同じで、契約書をよく見ると、“同業他社では働きません”と書いてあったりします。内容によっては争うこともできるのですが、そもそも納得できない書類にはサインしないのが一番。きちんとチェックして、その場で説明や修正を求めたり、それが難しければ、『大事な書類なので、一旦持ち帰って確認させてください』と伝えましょう」
──こうしたことに関する法改正は?
「今年の4月から労働条件明示の範囲が少し広がり、就業場所や業務に関する事項も書かなければならなくなったので、より確認しやすくなりました。
大きな企業でも訴えられたり、SNSで炎上する事例もあり、雇主側のリテラシーは上がってきているのではないかと思います。労働者側も自分の権利を知り、おかしいと思ったら動く、ということが大切です」
(文:衣輪晋一)
■アディーレ法律事務所(外部サイト)
監修者 島田さくら
弁護士、アディーレ法律事務所所属。 『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)、『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)など、メディア出演多数。