ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来の衝撃!? 映画『マーベルズ』MCUを一歩前進させる新たな“はじまりの物語”だった

 2008年公開の『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『マーベルズ』が公開。アベンジャーズ最強のヒーロー、キャプテン・マーベルに迫る新たな危機。そして、彼女を慕うエージェントのモニカ・ランボーと、彼女に憧れる高校生ヒーローのミズ・マーベルの3人が力を使うたびに入れ替われる事態が発生。一体、何が起きたのか!?公開初日(11月10日)、東京・TOHOシネマズ新宿。ORICON NEWSでは、鑑賞直後の観客にインタビューを敢行した。

感想を一言で!

 公開まで、予告編以外の情報がほとんどなかった本作だが、初日に劇場にやってきた観客からは「最高!」のフレーズが続出した。

「最高でした、面白かったです」
「ジェットコースターみたいで、飽きずにあっという間の時間でした」
「アクションも盛りだくさんで、上映時間が短いわりに、すごく満足のいく内容で、ユニークな部分もすごく多くて面白かったです」
「『梨泰院クラス』でパク・ソジュン沼にハマってしまいました。推し活中なので、彼を観るために初日に来ました」
「めちゃめちゃよかったです。『エンドゲーム』以来、個人的には一番良かったと思いました」
「最初から最後まで見どころしかなかったなと思います」
「パワフルな女子が大活躍します。めっちゃ楽しかったです」
「テンポがすごくよくて飽きないです」

キャプテン・マーベル=『マーベルズ』より(C)2023 Marvel

キャプテン・マーベル=『マーベルズ』より(C)2023 Marvel

衝撃のラストに劇場がざわついた!

 観客の満足度が高さはどこからくるのか?それは、MCUではおなじみのポストクレジットシーン。

「これからの展開がめちゃめちゃ楽しみになるようものがあって、一人で観ていたんですが思わず、『うぉー』と声を出してしまった。マーベルファンが期待していたシーンがありました」
「ずっと、次はこれが来るんじゃないか、と言われてことがやっと来た!」
「会場内がざわついたくらい衝撃的だった」

「(次のステップにつながる要素が)めちゃくちゃある、としか言いようがない。現実世界でもどんどんつながりはじめて、さらにマルチバースにもつながる要素があって、よかったです」
「女性ヒーローの活躍がしっかり描かれていて、いままでドラマとか映画に出てきたキャラクターたちが一緒になって、新しいアベンジャーズが始まりそうな伏線だらけで、わくわくします」

キャプテン・マーベル=『マーベルズ』より(C)2023 Marvel

キャプテン・マーベル=『マーベルズ』より(C)2023 Marvel

 映画『キャプテン・マーベル』(2019年)では、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの初登場と、平和維持を目的とする諜報機関シールド(S.H.I.E.L.D.)のニック・フューリーとの出会いが描かれ、後にニックが、アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、特殊な能力を持ったメンバーが集結した最強のチーム“アベンジャーズ”を結成するきっかけとなったことが明らかになった。そして、『マーベルズ』でも何やら“はじまり”の予感が…。MCUはいつもキャプテン・マーベルから始まるのかもしれない。

韓国ドラマファンも大満足!

 本作には、『梨泰院クラス』の演技で世界中の注目を集めたパク・ソジュンが物語の鍵を握る重要なキャラクター、惑星アラドナのヤン王子役で出演。パク・ソジュン目当ての観客の反応は?

「すごく期待していた反面、ちょっとしか出ていないんじゃないかな?予告のシーンだけ?みたいなこともあらかじめ想定していました。(他の韓国俳優が)ハリウッド映画に出るといっても、本当にちょい役だったこともあったので。だから、一瞬たりとも見逃さないよう、一生懸命観ていたんですけど、今回は大満足。あのパク・ソジュンが歌にダンスにアクションもあって、さすが監督さんがほれ込んだだけあると思いました。堪能いたしました。これからも機会があったら出てほしいな、と思えるプリンスでした」

ミズ・マーベルの成長が楽しい!

 本作の主要人物は、キャプテン・マーベル、ディズニー・プラス・オリジナルドラマ『ミズ・マーベル』(22年)に登場したミズ・マーベル/カマラ・カン。子ども時代が映画『キャプテン・マーベル』で描かれ、ディズニー・プラス・オリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』(21年)で成長した姿を見せたモニカ・ランボーの3人。中でも、ミズ・マーベルの人気が急上昇しているようだ。

「ミズ・マーベルがいつからそんなに格闘が強くなったの?っていうくらい強くなっているので、そこも見どころだと思います
「コミックで、ミズ・マーベルのことを初めて知った時、とても感動しました。スパイダーマンみたいなティーンエージャーのヒーローというのもいい」
「だんだんヒーローになっていく姿が、同じ若者としてワクワクする」
「カマラってあんなにキレキレに動けるんだ!と驚きました。ドラマシリーズも観ていたけど、予想以上に気合の入ったアクションで見応えありました」

 ミズ・マーベルことカマラ・カーンは、高校生の女の子。彼女はアベンジャーズ、とりわけキャプテン・マーベルのオタクで、学業よりも推し活に夢中。そんな彼女が家に伝わる古びたバングル(ブレスレッド)を装着した時、体内から不思議な光が出現した。固形化する光を放つスーパーパワーを手に入れたカマラは、戸惑いつつもその操縦法を体得し、同時にパワーの秘密を追って、曾祖母、祖母、母の人生をさかのぼるストーリーが描かれた。『マーベルズ』では、カマラのブレスレットと同じものを敵のダー・ベンが付けていた!?

(左から)ミズ・マーベル、キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー=『マーベルズ』より(C)2023 Marvel

(左から)ミズ・マーベル、キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー=『マーベルズ』より(C)2023 Marvel

入れ替わりアクションが好評! 4Dもおすすめ!

「入れ替わりアクション、めちゃくちゃよかったです。見にくいということもなく軽快に楽しめました」
「3人のコンビネーションで、入れ替わり現象を生かした戦略を立てて、敵を翻ろうするところに魅力を感じました」
「観ていて楽しい、いいアイデアだったと思います。監督さんの技量がよくわかった」
「MX4Dで観ました。臨場感があって没入することができるので、マーベル作品は最初はMX4Dか4DXのどちらかで観るようにしています」
「映画のシーンに合わせて座席が動いて、風や水しぶき、閃光の演出もあって、普通に観るのとは全く違う。何よりアクションシーンの臨場感が違います」

ダー・ベン=『マーベルズ』(C)2023 Marvel

ダー・ベン=『マーベルズ』(C)2023 Marvel

映画『マーベルズ』公開中

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)でケタ違いの強さを見せたキャプテン・マーベルが主人公。規格外のパワー”と“不屈の心”を持ち、地球を離れて宇宙の星々まで守るアベンジャーズ最強のヒーローである彼女の前に、“過去の因縁”から彼女への復讐を誓った謎の敵が現れる。その狙いは、地球をはじめ、彼女が守ってきたすべてを滅ぼすことだった。

 これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルに危機が迫るなか、敏腕エージェントのモニカ・ランボーと、アベンジャーズオタクの高校生ヒーロー、ミズ・マーベルと、3人が入れ替わる謎の現象まで発生。この“運命的なつながり”からチームを結成し、共に戦うことに!地球、そして全宇宙の運命をかけた、予測不能の戦いが始まる。

 本作の監督ニア・ダコスタは、クライヴ・バーカー原作の人気ホラー映画を新たによみがえらせた『キャンディマン』(21年)などで知られる新鋭。スケールの大きなアクションシーンはもちろん、これまでのマーベル・スタジオ映画にはなかったカラフルでハイテンションな描写や、キャラクターをより深く描くユーモラスな場面を加え、「今まで誰も観たことがないマーベル・スタジオ作品が完成した」と語っている。「ドラマ『梨泰院クラス』を見た数ヶ月後、『マーベルズ』演出のオファーを受けた」と、自らヤン王子役にパク・ソジュンを推して、出演を実現させたことが伝わっている。

公式サイト⇒

(C)2023 Marvel
提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索