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永野芽郁×奈緒、信頼関係の築き方「親しき中にも礼儀あり」 2度目の親友役で共演

(左から)奈緒、永野芽郁 (撮影:吉原朱美)(C)ORICON NewS inc.

(左から)奈緒、永野芽郁 (撮影:吉原朱美)(C)ORICON NewS inc.

――シイノはマリコの遺骨を抱いて、マリコが生前行きたがっていた「まりがおか岬」に向かいますが、青森で撮影されたと伺いました。時期は11月だったと聞きました。現地での撮影で思い出されることは?

永野マリコと“ふたり”旅をしながら、シイノがいろんな意味で救われるシーンがたくさんあって、それはマキオさん(窪田正孝)からかけられる言葉だったり、普段自分が生活している場所とは違う空気を吸うことだったりするのですが、まりがおか岬を目指して旅に出るところからのシーンは、この物語を通してすごく好きな部分でもあって、注目してほしいです。

――窪田さんとは、ドラマ『僕たちがやりました』(17年)以来、5年ぶりの共演でしたね。

永野改めてすごい役者さんだなと思いましたし、マキオさんが発する言葉で、シイノが救われるのと同時に、私自身もすごく心が軽くなる瞬間がいっぱいありました。
――奈緒さんも青森ロケに参加していますね。

奈緒すごく寒かったんです。皆さんベンチコートを着ていてもブルブルしながら、「今日は一段と寒いね」と言っていたんですけど、芽郁ちゃんだけ「これいらないかも」ってベンチコートを脱いでいたのを見て、役に入り込んでいるな、芽郁ちゃんの中でエネルギーがふつふつと燃えているんだな、と思っていました(笑)。

永野そうだったかもね(笑)。シイノは感情を昂らせるシーンが多かったので、一気にガーンとテンションを上げるんじゃ追いつかない、ウォーミングアップした状態をキープしておかなければ、と思っていました。待ち時間も集中力が切れないようにマリコのことやシイノがここに来た理由といったことをずっと考えていました。確かに寒かった印象はないですね。

奈緒試合前のアスリートのように、いつでもすぐに本番行けます、みたいな。そういう芽郁ちゃんが発していた目に見えないオーラみたいなものが、自分にとっても、マリコにとっても心地よかったですし、現場のみんなが頼もしさを感じていたと思います。

永野芽郁 (撮影:吉原朱美)(C)ORICON NewS inc.

永野芽郁 (撮影:吉原朱美)(C)ORICON NewS inc.

――『半分、青い。』での共演がきっかけで仲良くなったと聞いていますが、どういうきっかけがあったのですか?

奈緒もう、私は芽郁ちゃんに初めて会った時からすごく好きで。それを芽郁ちゃんが受け入れてくれたからだと、思う。それしか思いつかないです。

永野親友役だから仲良くしようと意識していたわけでもなく、初めて会った時から私も好きでした。朝ドラは撮影期間も長かったですし、その中でも一緒に過ごす時間がたくさんあって、いろいろお話ししましたし、何より私がしんどくなっている時にすごく支えになってくれたというのもあって、気づいたらですね。

奈緒気づいたら、いまだに連絡取り合って、たまに会ってごはんに行ったりしているね。

永野不思議といったら不思議。

永野芽郁 (撮影:吉原朱美)(C)ORICON NewS inc.

永野芽郁 (撮影:吉原朱美)(C)ORICON NewS inc.

奈緒不思議だよね。言葉にできない。あえて言葉にするなら、本当にそういう縁だったんだなって、私はいま、すごく思っています。私はいつも芽郁ちゃんのことが好き、という気持ちを伝えたくてたまらないです(笑)。

永野なにそれ、私もだよ(笑)。この関係性は、いちいち言葉にしなくてもいい関係性というか。お互いに「大丈夫?」「元気にやってる?」「頑張ろうね」って、声を掛け合っているだけのよう気もするし、奈緒ちゃんとそう言い合えることが、自分が思ってる以上に自分の支えになっているのだろうな、と思います。

奈緒そうそう、今回の作品で芽郁ちゃんと2度目の共演をするというのが発表された時に、芽郁ちゃんのファンの方たちが私との共演を歓迎してくださっているコメントをたくさん目にして、「ファンの方もうれしいと思ってくれるの? すごくうれしい!」と思っていました。

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