ORICON NEWS
小野賢章×須藤祐実、「ハリー・ポッター」同窓会の吹替は「激ムズ」 背負い続ける「責任感」
映画キャストと同じように、本作のために再集結した「ハリポタ」声優陣の中から、ハリー役の小野賢章、ハーマイオニー役の須藤祐実にインタビューを敢行。久しぶりに「ホグワーツ」に戻ったダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソンの吹替をした感想、そして、世代を超えて、今もなお、多くの人を魅了し続けている「ハリー・ポッター 魔法ワールド」の魅力について聞いた。
小野最初はちょっと緊張しました。久しぶりだったので。ですが、ちょっと話せば昔の、あの頃に戻れました。
須藤私は賢章くんの活躍をいつも拝見しているので、久しぶりという感じもしなかったんですけど、でもやっぱり会って、スタッフの方々のお話を聞いていたら、当時の記憶がどんどん蘇ってきて、懐かしい気持ちになりました。
小野今回は、映画の吹替ではなくて、ふつうに会話しているところに声を当てていくという超激ムズ日本語吹替だったので、大変でした。
須藤せりふじゃない感じのニュアンスとか、当時を思い出しながらしゃべっている感じとか、ちょっといつもと違いましたね。
小野しかも気楽に声がかぶるんですよね。もうかぶりまくりで(笑)。
須藤落ち着いてーって(笑)。
小野そこはちょっと頑張ったので注目していただきたいですね。
須藤私はエマが女優のお仕事のほかに、国連で演説するような社会的な活動もされているので、すごく遠い存在になっちゃったな、と個人的に思っていました。久々に吹替をするにあたって、私の声であっているかな、私の方が子どもっぽくないかな、とすごく心配だったんです。けれど、実際VTRを観たらやっぱりエマはエマで、エマたちも3人そろったら当時にふっと戻るような、ちょっと無邪気な一面が見えたので、そのまますんなり素直に吹替できました。
――『賢者の石』公開から20年経ちましたが、20年という時間は?
須藤私はすごく昔に感じるかな…、どう?
小野いや結構、昔に感じますね、僕も。やっぱり覚えていないことが多くて、だから今日スタッフの方からのメッセージを聞いて、確かにそんなことあったな、と思うこともあれば、そんなことあったかな?と、全く覚えてないこともあって。それも含めて楽しかったです。
『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』
幸せな記憶と共に「ハリポタ」メンバーの感動の再会に立ち会える貴重なドキュメンタリー。お互いの人生の一部となった仲間たちとの魔法のような瞬間、人生を変えた思い出、そして今は亡きメンバーへの思い。ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントらおなじみの仲間たちが、シリーズ終了後初めてホグワーツ魔法魔術学校で感動の再会を果たす。
ゲイリー・オールドマン、ヘレナ・ボナム=カーター、レイフ・ファインズ、トム・フェルトン、クリス・コロンバス、アルフォンソ・キュアロンなど、歴代キャスト・監督が続々登場。今だからこそ話せる「ハリー・ポッター」の知られざる舞台裏、それぞれの想い…。映画史上最も愛されている映画シリーズを語り尽くす。
さらに、映画キャストと同じように、この本作のために、「ハリポタ」声優陣が再集結。ハリー役の小野賢章、ハーマイオニー役の須藤祐実、ロン役の常盤祐貴をはじめ、オリジナル吹替声優たちによる日本語吹替版収録が実現した。
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(C) 2021 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.
公式サイト: https://warnerbros.co.jp/franchise/wizardingworld/harrypotter-dd/