仕事もプライベートも充実させて、期待に応えたい

――今回、『名探偵コナン』にはさまざまな刑事たちが登場しますが、なかでもトリプルフェイスの降谷零（安室透・バーボン）と、彼の警視庁警察学校時代の同期である松田陣平・萩原研二・諸伏景光・伊達航の5人は「警察学校組」として人気があり、スピンオフアニメもあるほど。今回の劇場版では、降谷を除く4人が生前の姿で勢ぞろいすることでも注目を集めていますが、“同期”の絆に共感するところがあるのではないですか？

白石そうですね。私にとって乃木坂46というグループはとても大切な存在ですが、グループができた当初の1期生は別格です。みんなでいろんなことを乗り越えて、頑張ってきた仲間、それぞれに強い結びつきがあります。警察学校組の5人の絆に共感できるところもありつつ、仲間の大切さというものを考えさせられました。

――ほかにも本作で気になるところは？

白石今回は渋谷が舞台になっているところが大きなポイントだと思っています。私も普段からよく行く街ですし、乃木坂46に入るまで通っていた専門学校は渋谷にありました。乃木坂46のミュージックビデオを渋谷で撮影をしたこともあります。皆さんも良く知っていて、いろいろな思い出のある渋谷と、コナンの世界が入り混じって、なんだか不思議な感じがすると思います。

――YouTubeではゲーム実況やソロキャンプ、“すっぴん”を公開するなど、さまざまな企画に挑戦して話題になっていますが、ソロになって１年半、今後どのように仕事に取り組んでいきたいと思っていますか？

白石やりたいことを絞らずにいろんなことをやってみたいと思います。お芝居にはお芝居の、バラエティーにはバラエティーの楽しさがあって、刺激があって、気分転換にもなります。前向きに楽しむ姿勢を忘れずに、難しいことも乗り越えたその達成感を楽しみたい。仕事もプライベートも充実させて、皆さんの期待にも応えられるように頑張りたいという気持ちでいっぱいです。

劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』スペシャルオープニング映像　＜ショートver.＞

劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』予告編