ORICON NEWS
マーベル・スタジオ新時代へ 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』ほか注目作品
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(9月3日公開)
武術を駆使しながら繰り広げられる、マーベルが新境地へ挑戦した迫力満載のアクションシーン、さらに身も心も強く育て上げてくれた父親と戦わなければならない運命を背負うシャン・チーが、葛藤や父への思いなど、さまざまな感情を抱きながらも、地球の未来を掛けた戦いに挑む姿には、胸を打たれること間違いなし。敵が父であろうとも世界の平和を優先し、あらゆる困難にぶつかりながらヒーローとして強く逞しく成長するシャン・チーは、新時代を切り開くマーベルヒーローとしてファンの目に強く焼き付ける光景を魅せてくれるはずだ。
主演シャン・チー役に大抜てきされたのは、シム・リウ。そして、シャン・チーの人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには、女優に、ラッパーに、脚本家にと、マルチな才能を発揮し、度々話題を集めるハリウッド女優オークワフィナ、香港、ハリウッドで活躍する女優ミシェル・ヨーらが集結した。監督は、確かな演出力とエモーショナルな映像表現が高く評価された『ショート・ターム』『黒い司法 0%からの奇跡』のデスティン・ダニエル・クレットンが務めた。
『エターナルズ』(11月5日公開)
マーベル史上最大スケールで描かれる新たな最強ヒーローチーム《エターナルズ》には、10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリー や『クレイジー・リッチ!』(2018年)の ジェンマ・チャン、『ゲーム・オブ・スローンズ』のリチャード・マッデンとキット・ハリントン。『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16年)などのマ・ドンソクらが出演。監督は、『ノマドランド』でアジア系女性として米アカデミー賞にて初の監督賞を受賞したクロエ・ジャオが務めた。
『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』(近日公開)
予告編では、スパイダーマンであることを世間に明かされ人生が一変してしまったピーターが助けを求め、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジを訪ねることに。自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいというピーターの頼みを聞いたストレンジは呪文を唱えるが、やがて時空が歪んでしまう事態に。映像後半では、サム・ライミ監督版『スパイダーマン』(02年)に登場する《グリーンゴブリン》の武器であるパンプキンボム、そして『スパイダーマン2』(04年)に登場した《ドック・オク》こと《Dr.オクタビアス》が登場し、マーベル・ファンを大興奮させる要素が満載で、期待は高まるばかりだ。