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最古の戦隊は6億年前? スーパー戦隊を“図鑑化” 担当編集が語る意義「学ぶきっかけはフィクションでもいい」

45作で戦う理由がユニバーサル化 “怒りのパワー”から“異星人との共闘”に変化

 資料も多くない中で、自分で乗り物やロボの写真をパワーポイントで貼り付け、合体図のラフを作るだけで、1日に2戦隊分がやっと。その前には、過去に放送された44作すべてに目を通してもいる。そこで時代ごとのスーパー戦隊シリーズの作風の変遷も感じたと、芳賀氏は語る。

「あくまで自分の視点ですが、初期の戦う主な理由は『悪いヤツは許さない』という怒りのパワーだったように思います。それが80年代後半の『ライブマン』くらいからか、憎しみは憎しみを生むだけなので『愛する者を守るために戦う』となってくるんですね。さらに90年代に入ると環境問題もあって、地球の意思を尊重しなきゃいけないと。最近だと、異世界や異星人とも共闘してユニバーサルな価値観のために戦うようになってきたのが、面白いと思いました。ただ、スーパー戦隊の良いところは、そうしたテーマを掲げながらも、ライトなタッチでユーモアがあるんです。『カーレンジャー』や『ゴーオンジャー』のようなコメディ風の作品もありますし、そこも魅力のひとつですね」
 子どもの頃は戦闘シーンがカッコ良くて観ていたのが、大人として深みを感じた作品もあったそう。

「『フラッシュマン』では、子どもの頃に地球からさらわれて、助けてくれた宇宙人に育てられた戦士たちが、地球のピンチに駆けつけて戦うんです。でも、自分たちは地球にいる生みの親の顔を知らずに育ったから、地球にいる人を見て自分の親じゃないかと思ったりするのがリアルで、親を探すも見つからないというやるせなさが描かれていました。2000年代に入ると、『シンケンジャー』では戦隊が殿様と家臣という組織になっていて。家臣は殿様に付いていく価値があるか見ていて、殿様も仕えられる価値のある人間になろうとする。それは実社会でもあることですよね」

 一方、45年で一貫して変わらないコンセプトも伝わったという。

「戦士たちの個性はバラバラで性格も全然違うけど、ひとつになれば大きな力になるのが、最大のテーマだと思います。そこはこの図鑑でも、裏テーマとして意識しました。戦士1人ずつの解説で個性が際立つように、趣味やプライベートも入れていて。こんなに別々なタイプの人たちがひとつの戦隊として戦っていることが、それとなく伝わればと」

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