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「まん丸で可愛い!」サランラップCMの猫が話題、動物プロダクションが明かすペットモデルの今

撮影現場の変化も、ペットモデルも「子役と同じ」

――昨今では、動物愛護の機運が高まっていますが、変化を感じますか?

 「そういった意味で、気になる演出や見え方については、制作サイドとも話し合いながら進めています。その子がどういう感情で撮影に臨んでいるのか、画面から伝わるところもあると思いますし、無理をさせないようにしていますね。昔と今では、撮影現場でもより注意するように変化しているのではないでしょうか」

――動物を使う以上、そういう配慮は大切ですよね。

 「そうですね。アニマルプロの場合、すべての動物に飼い主がいることもあり、動物が嫌がること、危険なことは絶対しないです。よそのお子さんを預かっているわけなので、子役事務所と考え方は一緒。その意味でも、制作側の意向と、こちらができることのバランスをとることが大切だと思っています」

――昨今はコロナ禍の影響でペットブームと言われています。自分のペットをモデルにしたいという方は増えていますか?

 「コロナの影響かは定かではありませんが、年々増えてはいますね。ペットをモデルにするためには、たとえば家と違う環境を怖がらないようにお出かけするとか、何かしらのトレーニングをすることになると思います。モデルにすることが目標だったとしても、そのためにペットと向き合い、ペットのことを考える時間が増えることは、悪いことではないと思います。それに、『うちの子は何もできない』と思っていても、いざトレーニングしてみたら『いろいろできるじゃん』と発見できるケースも結構あるんですよ(笑)」

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